内容説明
家族が気づいたときには、症状がかなり進んでいることが多い認知症。本書では、見逃しやすい認知症の初期症状を示し、早く医療につなげること、見通しを持った介護態勢を準備するために打つべき手を示し、家族みんなが幸せになる方法を丁寧に解説しています。
医療受診や介護保険の利用法、介護サービスの種類や利用料金の目安など、すぐに役立つ知識や情報を分かりやすく収載。章末の「介護のプロが教える10のポイント」では、各章のポイントを要約しているので、繰り返し大事な項目を確認できます。
※本作品に収録されている図表の中には、微細なものが含まれております。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。専用端末やPC、タブレット型PCで読書されることをお勧めいたします。
目次
第1章 家族の様子を見て「もしかしたら認知症かも!?」と思うとき
第2章 医療受診へ
第3章 家族が「認知症」と診断されたら
第4章 認知症で介護サービスを受けるために
第5章 介護の不安、イライラから解放され、家族みんなが幸せに生きていく展望を持つために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りら
2
認知症について考えさせられる出来事が身近であったため、読んでみた。漠然と知っていた症状が実は中核症状ではなく、周辺症状であったこと。接し方の留意点、問題行動への対処法、介護保険の利用方法等々。何も知らなかった私にも分かりやすく、全体像が把握できた。介護士である著者曰く「どんな行動にも理由がある」という言葉は忘れずにいたい。2012/07/13
momo
1
高齢者介護に20数年関っている方が書いている本なので、かゆいところに手が届くとても親切な本です。もしかしたら・・・というタイトル通り「もしかしたら」と思う人、ぜひ読んでみてください。2012/03/16