分断を生むエジソン

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分断を生むエジソン

  • 著者名:北野唯我【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2019/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784065181065

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内容説明

デビュー2作で25万部 ビジネスリーダー最新作

世界が「分断」して見えたなら、
あなたには、足りないものがある

ベストセラー『天才を殺す凡人』から1年、
女性起業家アンナの復活を追う物語
彼女はすべての「働くひと」に問いかける
「仕事で愛を、生めますか?」


(本書の内容)
これからのビジネスは「影響力の地図」を持つものだけが勝つ

5人の法則――これは実際に経営をしているとしばしばぶつかる問題である。たとえば、人が「うちの会社は」と言うとき、そのほとんどのケースは、実際には「自分の周りの5人」に起きていることだけで話している。
つまり、職場の認識は「身近な5人」によって歪められるのである。
ビジネスパーソンが「影響力の地図」を持つべき理由は、これを超えるためだ。身近な5人以外を理解すること。
言うなれば、6人目以降の世界を理解しようと努力することなのだ。

東の国と西の国――
中部と南部――
そこに生まれる分断の正体とは
職場の認識を歪める「分断を生むエジソン」とは何者なのか?

■ビジネスには「ペイン型」と「ゲイン型」の2種がある
■リーダーは二度生まれる。一度は弱さだけ知って
■自分の中に「発明家」と「投資家」と「戦略家」を飼え

◎特別付録 4人の「分断する王」と5人の「繋ぐもの」、9種類のうち1枚のカードつき。あなたは誰を引き当てるのか?


(あとがきより)
私たちはいま、とてつもない高い氷山の前にいる
あなたは、どちらの道を進むのか――

分断を煽ること。
それは最も簡単な才能の使い方だと私は思います。スター・ウォーズの悪役ダース・ベイダーのように、人間は気を抜くと自らの正当性を証明する方向に進みます。
一方で、その反対側に回ること、この本の主人公たちのように生きることは、たとえるなら、最も高い山を最も難しいルートから登るようなものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

17
よく言えば含みのある一冊、悪く言えばあれやこれやと詰め込もうとして空中分解した一冊。本書は神の視点型物語でこれからの経営に求められる資質をとく。いわく経営者には3つの顔がある。1つ目が発明家、2つ目が投資家、3つ目が戦略家だ。もちろんタイトルの「分断を生むエジソン」とは発明家の比喩である。経営者の側面の1つである「発明家」は新機軸を打ち出せるが、その一方で社会に分断をつくってしまう。何故分断が生まれるのか?実はオイラにはそこが解らなかった。テクノロジーによって分断をなくすことだって可能なのではないかなあ。2020/01/16

江口 浩平@教育委員会

10
【ビジネス】図書館本。あまりの面白さにAmazonで再度購入。教育委員会は4つの国のうちどれにあてはまるのだろう(学校園を南部だとしたら人数比や職務を考えると東の国で、文科省が中部か?)サービスの価値は苦痛を取り除くこと(ペイン)と価値を増やすこと(ゲイン)の2つしかないとしたら、自分の仕事は学校園に対して教師の喜びを拡大できることにフォーカスして、教師が子どもに対して自分の強みを生かして関われるようにすることをサポートできたら良いのではないかと感じた。2025/01/18

ただの晴れ女

10
4つの国の説明が面白かった。「天才を殺す凡人」のうち、さらに「秀才」を二分化(公益や正義を大事にする中部の国と、経済重視の東の国)したのかな?それぞれの国の人数比率も面白い。私はなんだかんだ中部の国なのかなぁ。ただ4つの国の類型は「天才を殺す~」のほうがこまかくて面白く。 ペイン型・ゲイン型も面白いけど、やや取っ散らかった印象の1冊だった。 アンナに憧れたひとたちの闇を、もっと暴いて欲しかったなぁ…。2020/12/06

lanikai

5
小説形式とは知らずに読み始めたので、今一つしっくりこなかった。小説の場合、登場人物に共感を持てないと入り込めないので、結果的にさらーっと読んで終わってしまった。主人公らしい女性の会社が結局どんな会社なのかも具体的に分からず、全てが例え話とか禅問答みたいで、結局コアのメッセージが何なのかよく分からず。2020/02/28

pinevillageKNG

5
今まで別作品に登場した上納アンナと黒岩の会話から、仕事を飛び出し精神的な世界の話まで飛び出してしまう。過去作のファンなら思わずニヤリ、というところもあるが、最後は思想の部分が強過ぎて置いていかれてしまう。これを分解して読み解いて行ければ、北野唯我さんの同門となれるのか?この本を面白いと思って語り合える仲間を選別するための、踏み絵的本だったのかな?と勘繰ってしまうほど、置いていかれました。また時を置いてから読み返したい。2019/12/31

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