講談社文庫<br> 長野・上越新幹線四時間三十分の壁

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講談社文庫
長野・上越新幹線四時間三十分の壁

  • 著者名:蘇部健一【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062736640

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内容説明

容疑者は美人双子姉妹! 事件を追う刑事・半下石は鉄壁のアリバイを崩せるか? バカミス史上に残る怪作『六枚のとんかつ』の著者が、本格鉄道ミステリーに挑戦した表題作に加え、どんでん返しのおもしろさが味わえる倒叙型ミステリ『指紋』『2時30分の目撃者』、ボーナス・トラック『乗り遅れた男』の短編3本を収録。本格+ギャグ=? お笑い鉄道ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

86
表題作とそのキャラによる短編2つ。これで犯人自白する?って感じですねぇ。この中では指紋が一番良かったかな。2017/06/30

雪紫

64
電子書籍にて読了。「出来の悪い二時間ドラマをお届けする。(文庫版あとがきより)」いや、作者がそれ言うか。双子姉妹のアリバイ崩しの中編を始めとした残りは倒叙な短編集。「六とん」なノリ期待してると案外まともなので、あとがきで自虐して削ったり変更した部分がある意味で気になる。さっくり殺ってるのに犯人どいつもこいつもチョロい!2022/09/06

yamakujira

8
200ページ近い表題作と短編「指紋」「2時30分の目撃者」「乗り遅れた男」を収録。表題作では、新潟と長野でそれぞれ発生した殺人事件の容疑者として双子の美人姉妹が浮上する。いくら双子だからといっても無理だろう、と思っていたトリックが正解でびっくりした。ほかの3編も、都合よすぎる解決の糸口よりも、簡単に敗北を認めちゃう容疑者の気持ちがわからない。あ、「乗り遅れた男」はまだ陥落してないか。コミカルなB級感は嫌いじゃないし、懐かしいネタも楽しめたけれど、あまりおもしろいとは思えなかったな。 (★★★☆☆)2017/05/03

やまだん

7
中編の標題作と、2つの短編、1つのショートショートからなる。標題作は、いわゆる時刻表もののアリバイ崩し。アリバイ崩しものがそれほど好きではないこともあり、あまり面白く感じなかった。評判がいいという短編、切断も、それほど面白いと感じられなかった。文章やキャラクターが、いずれも幼稚というか、読んでいてバカバカしく感じてしまう。特に女性の描写で、それが顕著。コントみたい。とはいえ、バカミスというほど、ぶっとんだ設定でもなく、バカミスとしても楽しめない。霞流一を読んだときと、同じようなイメージ(30点)2016/06/02

みぃすけ

6
意外と普通のアリバイ崩しばかりで、蘇部さんだから…と変な期待をしてしまうとちょっと拍子抜けかな?でも犯人の陥落が早すぎとかいろいろツッコミどころは満載で面白かったです。2018/05/18

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