内容説明
84歳にして現役経営者である美容研究家が教える、しなやかに生きるための極意。人生は自分の「手」で切り拓き、変えていくもの。手で自分をいつくしみ、周りの人との関係性を築いていく。人生100年時代に輝き続ける珠玉の言葉の数々。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるみ(旧Narumi)
32
図書館新刊本コーナーにて。「あれもこれもと手を出さない」と家事代行サービスの活用にふれていた点や、仕事で必要な能力として、「ひととの連携、管理能力」を挙げていたことが印象に残りました。2020/01/07
ひなぎく ゆうこ
14
御年84歳の現役企業経営者。言葉に重みがあります。2022/05/09
ごへいもち
12
立志伝2020/12/23
渡"邉恵'里'
3
80代で現役のメークアップアーティスト。一人の女性の生い立ちと仕事、時代背景を、本人が語る。家庭の事情で養父母と共に過ごした田舎で、貧しい中、与えられた仕事や生活の中でやりがいを見出し、チャンスをつかみ、どんどん挑戦していく。化粧品会社でヒット商品を作り、美容業界の重鎮と言われる状況になっても、自己研鑽や若い人に教えを乞う姿勢で多くの人に慕われ、今なお元気溌剌。逆境を乗り越えながら、家庭生活もしっかりやりながら突き進む。炎のような生命力と気迫に圧倒される。同じ時代を生きている事を奇跡に思い感謝した。2020/10/05
Yoshi
2
「長い人生では『新しい人生を切りひらく手』と『切り離すべきものを手放す手』が大事」「手を抜いたり、楽をして手に入るものはない」「自分が置かれている状況が満足できるものでなくても、工夫を忘れないこと」「悪口の場に同席するのもよくない。それは結局その悪口を止めないで容認していたといういこと」「自分が一緒に仕事をするひとたちとの調和を考えて行動することも大事」「仕事は皆でつくりあげるハーモニー」など、生き方・働き方を見つめなおすヒントが多かった。自身→組織(会社)→社会と視野を拡大したいと思わせてくれた一冊。2020/04/09