内容説明
日本の図書館の革命児「図書館流通センター」(TRC)を育てた前会長が、図書館の過去、今、未来、そして使い倒し方を余すところなく語る。幅允孝、猪谷千香との対談も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
132
某市の図書館協議員をしています。某市の図書館も、人口減による読書離れ、図書館離れに歯止めをかけたいが、苦戦しているので参考になればと思い、読んでみました。作者は、「今の図書館は、出会いと発見の場として、ヘビーユーザーだけじゃなく、これまで図書館に全く興味がなかった人や子どもたちを呼び込み、つなぐ役割がある」と仰ってます。凄く参考になりました。私も某市の図書館からワクワクするような講演会やイベント等を企画し、人や本との出会い、新たな発見の場を創出し、某市の社会貢献に一役買いたいと思いました🙋。2020/01/26
けんとまん1007
56
図書館はよく利用させていただいている。ここで書いている本は、ほとんど図書館で借りているからだ。ただ、それだけでないものが、最近の図書館からは感じることがある。市民の文化の拠点の一つとしての意味合いがそれだと思う。全国にたくさんの図書館があり、取り上げられているうち、いくつかは行ったこともあるので、なるほどと思う。これからも、ヘビーユーザーでありたい。2020/02/09
さぜん
55
TRC取締役の谷一さんが語る公共図書館の現状とこれから。本との出会いの場を創るには出版・書店と図書館の連携が必要と思っている。書店も図書館もワクワクする場であってほしい。近年は地域街づくりの拠点としても注目され、複合施設として新たなコミュニティや繋がりを生み出している。読み、調べ、考える。その行動が今の日本の閉塞感を打破する機会になると確信している。公共図書館が担う役割は大きい。2022/08/13
よっち
44
図書館司書として働き始め、図書館流通センターの会長のまま、神奈川県の真ん中に位置する人口10万人都市の中央図書館長に就任した著者が、図書館業務や過去と未来、その可能性について語った一冊。システム化が進んだ図書館が民間への業務委託や指定管理を転換期として、昔とは図書館の目指すべきところや司書の在り方もだいぶ変わってきているのは間違いなくて、それを踏まえてどうするのがいいのかいろいろ考えることがあるように感じました。遠隔地は行こうと思わないとなかなか行く機会がないですが、おすすめ図書館はいつか見てみたいです。2020/01/05
ゆき
36
色んな図書館が紹介されていて、図書館ってこんな所という自分の中の固定観念が崩れた。まだまだ、できることが沢山ある。2020/05/22
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