撃ち落とされたエイズの巨星 HIV/AIDS撲滅をめざした - ユップ・ランゲ博士の闘い

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紙書籍版価格 ¥2,200
  • Kinoppy

撃ち落とされたエイズの巨星 HIV/AIDS撲滅をめざした - ユップ・ランゲ博士の闘い

  • ISBN:9784758112109

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内容説明

HIVを地上から一掃したい――MH17便撃墜事件で急逝したIAS元会長ユップ・ランゲ博士.死に至る病をコントロール可能な慢性疾患に変えた人類の叡智と,社会実装上の困難を,医師ユップの生涯とともに描く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

8
献本御礼。ユップ・ランゲの生涯を記した本だが同時にエイズの歴史の本でもある。もうこういう史実を知らない世代も多いと思うからぜひ読んでほしい。それにしてもランゲ激しいー。さすがはオランダ、こういう巨人が存在する土壌、個人主義が素晴らしい。日本なら干されそう。あと、中嶋やピオットといった日本では絶対にネガティブ評価でない人にわりと辛辣でWHO,CDC、「活動家」にも厳しいランゲと本書著者はなかなかに素晴らしい。日本でこういうライターは稀有だよね。2019/12/11

ゆゆ

3
コロナ禍以前に図書館で予約していて、緊急事態宣言下で。 本日、読了。 今回のコロナ禍と同じようにその国ごとの問題、政治、貧困、それを利用する人々との闘い。 研究者以上に活躍された全てに尊さを感じました。 「もし我々が、冷えたコカ・コーラやビールを、アフリカのあらゆる僻地にまで普及させることができるのだとすれば、同じことを薬についてできないはずがない」 墜落事故で亡くなられたことは返す返すも残念でならない。2020/06/14

アーク

3
僕は恥ずかしながらHIV研究の第一人者だったというユップ・ランゲ博士を知らなかった。そしてエイズが死の臭いをまとわりつかせた病気でなくなるまで、同博士が死闘を繰り返していたことを知って、強い感銘を覚えた。それにしても、エイズという現代の奇病が発見されるまでの差別や偏見の強さには慄然とさせられるし、命を救おうと尽力する博士たちへのそれも尋常ではないことに慄然とした。残念ながら博士は飛行機事故で命を落としてしまったとのことだけど、恐らくエイズも近い将来には治る病気になるだろうね。2020/01/23

Q

2
オランダ出身の医師がエイズの治療のために学術的に戦った後、後進国にその治療におもむき、時に経済学的な手法を取って解決していく伝記。彼は非常に短気な一面もあったようだが、「経済学を学んだ方が良い」といった他人からのアドバイスを貪欲に取り入れて問題を解決していったのが素晴しいと感じた。精力的に団体を作っているのも好感が持てた。今後は研究者であっても幅広い他分野への知見が必要になると思った。2020/06/24

呑司 ゛クリケット“苅岡

1
コロナもエイズのような道を辿るのだろうか?どれだけ多くの患者が増えるか、つまりお金になるかだけで薬品会社や医療関係の拝金主義者は動くのだろうが、エイズに立ち向かったユップ ランゲは、コーラやビールが世界の隅々まで浸透出来るならばエイズ薬も可能と信じて動いた。何故60才、志の半ばで撃墜されなければならなかったのか、機上で準備していたスピーチの原稿の一部を知ることが出来、著者に感謝である。2021/12/29

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