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内容説明
隠れたニーズを探り出し、飛躍的発想で生活を豊かにする「デザイン思考」。その方法論を世界に広めた伝説的なIDEOのCEOが、刊行10周年を期に内容を刷新。ネットフリックスが進めるUXデザイン開発からツイッターの成功例まで最新事例を多数盛り込んだ決定版
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
48
デザイン思考に関連する本を数冊読んでいて、ようやく、この本が回ってきた。デザインという言葉自体の理解がポイントだと思う。プロダクトに限らず、仕組みや考え方まで、その適用範囲は広い。以前から、時々目にしていた「人間中心の・・・」という視点が基本だが、なかなか、言葉としてはわかっていても、それを実践するには理解とトレーニング、体感することが重要だと思う。その先にあるのが、ものがたりではないかと思う。それに関連する人たちが、どう変わり、どう感じたのか・・・。2020/11/28
Tαkαo Sαito
36
文庫本で2回すでに読んでおり、アップデート版の今回で3回目の読了。改めてしっかり読むと、得られる知識や新しい感覚が多かった。デザイン思考を活用した"人間に寄り添った人間中心"の課題解決アプローチ法、今後は著者のようなデザインコンサルティング会社だけでなくメーカー、自治体、あらゆる職業・職種にも求められるのかなと思う。世界的なレベルではSDGs、身近なレベルだとSNS、働き方改革など直面している問題の振れ幅が大きくなってきている2020/07/20
karutaroton
16
読むのに疲れた。顧客に入り込んで、プロトタイプ作って、というのは、当たり前といえば当たり前で、また、デザイン思考って、やっぱりモヤっとしている感が強いからかなあ。あと、日本でも、支払いごとに百円単位で切り上げて差額を貯金してくれるシステム、できないだろうか。2021/03/02
ジコボー
13
ひとつの製品であってもその用途は一つだけではありません。使用者の目線が必要です。 共感を持って人々を観察する事、人にフォーカスする事が今後より重要になってきます。その為に、作ってみること、使って貰ってテストすることです。 一時期、ブランド物のジャージが飛ぶように売れた時がありました。買った人たちは運動のためでなく、手軽なホームウェアとして着ていました。 既存のものを別の用途として使う。新しいものばかりがイノベーションではありません。より人にフォーカスする思考が必要になってくると思います。2020/01/23
リットン
11
この本は、デザイン思考のやり方の本というより、デザイン思考という思想を広めるための本という感じで、今の自分にはそこまでビビッと来なかったなぁ。デザイン思考は言ってることはわかるし、重要なのもわかるけど、突飛なことを言ってる感じはないし、そんなだいそれたことなのかなぁと思ってしまう。けど、その考え方自体はわかっても、実践するのは難しいんだよなぁ。。ジョブズみたいなイノベーターの思考(ジョブズとて全部一人で考えていたわけじゃないかもだけど)を、多様な人の集団思考で再現する方法がデザイン思考なのかもしれないなぁ2022/08/02