僕たちはヒーローになれなかった。

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僕たちはヒーローになれなかった。

  • 著者名:葉田甲太【著者】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • あさ出版(2019/11発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866671611

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内容説明

大ヒット作『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』から8年後――。
著書が累計10万部を突破し、映画化にもなった。

主演の向井理さんたちにも会うことができ、
テレビやラジオなどたくさんのメディアからインタビューを受けた。

今でもライブで泣いてしまうぐらいに大好きな銀杏BOYZの峯田和伸さんとも対談をした。
本や映画をきっかけに「葉田さんに会いたいです」という連絡をもらい、全国各地で講演会もした。
みんなにちやほやされていた。


有名人になったみたいだった。
ただただ調子に乗っていた。
僕はもしかしたらすごい人なんじゃないかと思っていた。

――そして今。
医者として働きながら、目の前のことで精一杯。
先輩には怒られるし、キャリアや収入に目が眩む。

そんな僕を変えたのは1人の涙だった。
僕は何をしたかったんだ!?

NPOを設立し、国内外の僻地でボランティアに勤しむことを書いた実話。
夢をあきらめた人や行動できない思い込んでいるあなたに捧げる自己啓発ノンフィクション!


■目次

●第1章 はじまりのはじまり
・闇の中の光
・人と比べる幸せはやめたんよ
・どうして行動できないんだろう?
・結局、僕は辛いことから逃げていたんだ
・やりたいことは必ずできる

●第2章 やっぱり人生は一度きり
・2年ぶりのカンボジア
・飛び込むからこそ道が拓ける
・夢と現実のギャップ
・小さいことでも誰かを笑顔にできた


●第3章 離島の女子中学生が教えてくれたこと

●第4章 カンボジアの僻地に病院を建設し、8000人の命を守る

●第5章 笑顔の開院式へ

■著者 葉田甲太
医師(総合診療医)、NPO法人あおぞら代表。1984年兵庫県生まれ。
国境なき医師団に憧れ、日本医科大学へ進学。
大学在学中に150万円でカンボジアに小学校を建てられることを知り、仲間と実現した経緯をつづった著書
『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』(小学館)を2011年に出版し、
同年に向井理主演(葉田さん本人役)で東映より映画化。
2014年にカンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、
2018年2月にカンボジア僻地に保健センターを建設。2019年3月よりタンザニア病院建設プロジェクト開始。
『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』(小学館)は累計10万部。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

67
「僕たちは世界を変えることが出来ない。」向井理主演で映画化され、調子に乗っていた著者は、医師の世界ではただの駆け出しで先輩に怒られる毎日。途中まで反感持って読んでたけど、カンボジアで子どもを亡くした母親に会って、協力する先輩医師が出てきたところで、コーヒー飲みながらボロボロ泣けてきた。クラウドファウンディングで資金募ってカンボジアに病院作って、産まれた子どもと一緒に母親に感謝されたとき、また泣けた。僕たちはヒーローになれなかったけど、誰かのためだったら、みんなを巻き込める。みなさんに是非読んでほしい。2020/01/09

しゅわっち

20
Kindle unlimited。読み上げで読んだ。大学生時代の本を読み、著者をツイッターで調べたら本に出会えた。著者はまだボランティア活動を一生懸命してる。マスコミにが取り上げる時期が過ぎているにもかかわらず。関係なく続けてる姿が感動的でした。本で心に残った言葉としては自分と人のために頑張ったのが続けられたというのは印象に残った。読んで思ったのは、人間は金を稼ぐよりも自分の笑顔と周りの人を笑顔にすることが幸福感に包まれるように感じた。2023/05/06

魚京童!

12
一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する。チャップリン 百人の死は悲劇だが百万人の死は統計だ。アイヒマン 人を一人殺せば人殺しだが、数千人殺せば英雄である。ドストエフスキー2022/07/01

ぴよ子

12
今現在コロナウイルスのせいで、医師、看護師、薬剤師さんたちや医療研究機関の方々がたくさん頑張っている。 しかし、その人たちからしたらやはり救えない命もあるわけで、この葉田さんのようにヒーローになれないと思っている人たちも多いだろう。でもやはりすごいのだ。 私たちには何もできない、せいぜい募金をすることぐらい。 今はそれこそ全世界がコロナで大変で、貧しい国に学校を建てたり病院を作ったりする場合じゃないかもしれないけれど、それでもやはりこの人の生き方、がむしゃらに頑張る姿はカッコイイと思った。2020/04/15

大先生

9
文章力に難あり?!…中高生の作文のような文体です。しかし、内容は感動的。普通なら他人には知られたくない自分のウィークポイントまで、これでもかと開陳しています。著者は子どもの頃、医師になればヒーローになれると思っていたそうですが、大人になって医師になっても、それだけではヒーローになれない現実を知った。そういう話です。私も子どもの頃ヒーローになりたかったし、今でもそれは変わりませんが、著者のようにチャレンジする勇気はありません。いい刺激を頂きました。2021/10/19

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