内容説明
オーストラリア奥地に生息するエミュー、南米の仏領ギアナの熱帯雨林に棲むタランチュラ、純白の小さな肉食獣オコジョ、パプアニューギニア奥地の雲霧林で暮らすキノボリカンガルー、水族館の巨大なミズダコ。そして、ともに暮らした愛犬や愛豚。…著者のこれまでの人生に影響をもたらした大切な動物たちの思い出。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
73
著者の動物たちとの触れ合いが描かれる。なんと、タコやタランチュラまで。ペットを飼ったことがない私にとっては、実感まではわかなかったが、動物と触れ合っている人にとっては共感を呼ぶであろう。イラストもいい。この前に読んだ「無人の兵団」とは、全く対極にある本だった。2020/01/16
Koichiro Minematsu
56
人間も動物と一緒で生き物代行。著者は共に暮らした動物たちから生きるということを教えられたと描く。人生のメンターであると。愛、癒し、感謝。きっと魂に届いていることだろう。2020/08/31
こばまり
56
我が歴代のペット達のことなど思い出され、頬のみならず涙腺も緩んでしまった。私も「良い生き物」であるよう精進していきたい。2020/06/21
アヴォカド
18
今回も、タコの章がとてもよかった。エミューの章では、こんな鳥たちもこの度の森林火災で犠牲になってしまったのだろうか、と残念で悲しくなる。そして犬の章では、著者の犬たちへの愛が強過ぎて、若干引くくらい。どんな生き物も、意味とか信念とか展望とかというよりもただ生きることに懸命で、それが迫ってくる。教えてくれるなあ。「良い生き物」になろうよ、ニンゲンよ。2020/02/23
るう
4
素敵な本。自然や生物を愛する人にお勧め。人間が偉い特別な生き物では無くて、ただ文字を書いたり特殊な技術を取得しているだけ、地球や自然や他の生き物の素晴らしさを感じ、テリトリーを守り共生していくことが大切だと思う。2022/12/12
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