内容説明
世にも不可思議な物語の扉がいま開かれる。死んだ姉に送られた義兄からの愛の書簡は盗作? 疑いを持った妹はたった一行の葉書を残して消えた。という表題作「踊るひと」をはじめ、7つの短編の迷宮。変幻自在に妖しい魅惑の旋律を、直木賞作家が奏でる。あなただけのお耳に届けましょう──。変幻自在に奏でる短編の妖しい魅力! <『あなたのお耳に』改題作品>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はらぺこ
27
短編集。 しっかりした人がしっかり読めば普通に読めるんでしょうけど、自分は読み返してみて気づいたり気づかんかったりでした。わざと混乱するように書かれてると思うし、結末が書かれてないのもあるので続けて読んでると何か不安になった。2016/11/23
ドドイツ
2
変幻自在とうたっているだけに油断していると誰が話してるのか分からなくなります・・・って私の読解力の無さなのでしょう。でも、楽しく読了。2015/12/09
kanamori
1
☆☆★2012/10/17
のん
0
エッセイのような小説。作者いわく、エッセイが売れたので面白おかしく書くために、大袈裟に書いているうちに物語を書くようになっていたと。なるほどなるほど。
たぬ
0
★3.52016/10/07