講談社文庫<br> 炊飯器とキーボード エッセイストの12ヵ月

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講談社文庫
炊飯器とキーボード エッセイストの12ヵ月

  • 著者名:岸本葉子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥398(本体¥362)
  • 講談社(2019/11発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062731652

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内容説明

仕事始めに、15年ぶんの切り抜き記事の整理。初めて本を出したときから、ダンボール2箱になった。旅の取材はいつも「防寒」に悩まされ、10代の頃の「交換ノート」を持った友達がカルチャー講座の講師依頼に訪れる。本屋の偵察、パソコン購入、いま現在の自分を綴ろうとする葉子さんの365日。エッセイ書く人って、こんな暮らしです!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

43
遥か昔に読んでいたのですが、今読み返すと原因不明の高熱、体調不良が書かれていて衝撃を受けました。エッセイとして残ると、その後癌と判明した時の著者の気持ちを思うと複雑です。その後の日常もエッセイとして読み続けてきたので、癌も克服し生活も安定して喜ばしい。たまに昔のエッセイを読み直すのも親戚のおばさん感覚になっているようで、少々ウルウルしつつ良かったよかった。2019/01/31

からしれんこん

3
エッセイとはこういうものなんやぁと。1ヶ月ごとで区切られてて、仕事の悲喜こもごもが見られる。売れっ子作家ではない作家の日常がおもしろい。編集者とのやり取りや、自分の状況などが描かれている。しかし体調不良の頻度がおかしい。調べてみると数年後にガンになってたんやな。そう考えるとちょっと悲しいが、基本的にポジティブすぎて読みやすい。PC買ってからもなかなか慣れずにいる、どこにでもある話をおもしろく読ませる。これがプロの仕事やね。2012/09/29

コホン

2
今の自分に厳しい感のある岸本さんより、このころの岸本さんの方が素敵なのに、と思った。2013/01/21

結きち

2
ブログが無かった頃の作家の日常発信本。 忙しい作家活動と忍び寄る病気の足音。 でも元気な岸本さん。ガンになるまでの日常です。2011/11/04

ぴよきん

2
いわゆる「作家」の日常が見えて、面白かったです。本って、こんな風な流れで出版されていくのか・・・。体調不良のことについても触れてあり、これが後に「がんから始まる」につながっていくのかと思うと、今更どうしようもなくても、何とかしたい思いに駆られます。2010/07/16

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