講談社文庫<br> きままな絵筆

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講談社文庫
きままな絵筆

  • 著者名:池波正太郎【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2019/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062637138

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内容説明

カラフルで楽しい、絵入り身辺エッセイ集。
パリの小さな広場に出ている花売りのマダムが、あまりにきれいだったので、広場の端からスケッチをした。マダムはそれと気づいたが、少しも嫌な顔をせず、婉然たる微笑を送ってよこした──。幼いときから絵を描くことが好きだった池波正太郎が、「うまく描けたかしらん」と、はにかみながら発表した、絵と小文。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

東森久利斗

2
2018年年初、朝から晩、起床から就寝まで、お節料理を食べてはごろ寝、目が覚めては、また食べる。そんな緊張感0%の状況で、気の向くまま摘み食いがごとく読書を開始。エンジンフル活動前の準備体操にはもってこい、まさに、きままな読書を満喫。ごちそうさまでした。2018/01/01

きりこ

2
池波さんの絵が沢山添えてあるのですが、洗練されてお洒落な感じがします。勿論若い女性の絵もあるけどお年寄りの絵が印象に残りました。 「老人の方が絵になる。顔に年輪がきざみつけられているからだ。」そうです。美しい人を描こうとするのが普通ですが、池波さんのそういう物の見方が流石だなぁと思います。それは小説でも言えるかも知れませんね。 このエッセイによると、池波さんはこの時すでに原発や環境汚染など憂いていたようです。 2012/06/20

福蔵

1
久々の池波センセイのエッセイ。味のある絵と相変わらずの小気味よい文章が相まって、読んでいて心地いい。断定口調の表現が多いように感じられるが、それが特に偉ぶっているわけでもなく、妙に説得力があるのが面白い。昔の歌舞伎俳優や時代劇スターの人となりが垣間見える場面もよかった。2009/10/25

s

1
「うまく描けたかしらん」て 池波先生かわいいな2008/09/29

シンドバッド

0
著者のように絵が描けたらどんなに愉しいだろうと、同様の本を読む度に感じた。2004/09/29

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