KS情報科学専門書<br> イラストで学ぶ 離散数学

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KS情報科学専門書
イラストで学ぶ 離散数学

  • 著者名:伊藤大雄【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 講談社(2019/11発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065170014

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内容説明

この一冊からはじめよう!
ボケが止まらないネコ教授と、生意気な生徒クロが楽しくナビゲートする画期的な書。
集合、論理、写像、関係、帰納法、順列、グラフ、無限集合の基本を網羅した。
定理の証明は正確かつ細部まで記述し、練習問題付き。

【推薦の言葉】
鮮やかな筆さばきが光る本書を読んだ方々が、離散数学の魅力を堪能し、将来、これらの理論を生活や勉学、研究に役立てていかれることを期待します。
――数学者・秋山仁先生

【主な内容】
第1章 離散数学の魅力――まず面白さを感じて下さい
1.1 ピックの定理
1.2 オイラー路とオイラー閉路
1.3 ハミルトン路とハミルトン閉路
1.4 ポーサのスープの問題
1.5 鳩の巣原理
1.6 エルドシュ・スズカーズの単調部分列の定理

第2章 集合――数学の大本
2.1 集合とは何か
2.2 ベン図と和集合,共通集合,部分集合など
2.3 普遍集合とド・モルガンの法則
2.4 有限集合と包除原理
2.5 冪集合

第3章 論理――科学的思考の基礎
3.1 命題論理
3.2 述語論理

第4章 対応と写像――ここを押さえておかないと道に迷う
4.1 集合の直積
4.2 対応
4.3 写像

第5章 関係――「恋人」も「ライバル」も「親の仇」もすべて「関係」だ
5.1 関係の基本
5.2 半順序
5.3 ハッセ図
5.4 厳密半順序
5.5 同値関係

第6章 帰納法と関係の閉包――自然数といえば帰納法
6.1 帰納法
6.2 関係の閉包
6.3 集合の対等性

第7章 順列と組合せ――この先には賞金 100 万ドルの未解決問題が!
7.1 順列と組合せ
7.2 二項定理

第8章 グラフ――離散数学界のセンターポジション
8.1 グラフとは何か
8.2 グラフの用語
8.3 さまざまなグラフ
8.4 ピックの定理の証明
8.5 オイラー路とオイラー閉路

第9章 無限集合――「対角線論法」を知らずして「面白い証明」を語るなかれ
9.1 素数
9.2 集合の濃度
9.3 可算濃度
9.4 実数集合Rの濃度と対角線論法
9.5 複素数の濃度

目次

第1章 離散数学の魅力――まず面白さを感じて下さい
1.1 ピックの定理
1.2 オイラー路とオイラー閉路
1.3 ハミルトン路とハミルトン閉路
1.4 ポーサのスープの問題
1.5 鳩の巣原理
1.6 エルドシュ・スズカーズの単調部分列の定理
第2章 集合――数学の大本
2.1 集合とは何か
2.2 ベン図と和集合,共通集合,部分集合など
2.3 普遍集合とド・モルガンの法則
2.4 有限集合と包除原理
2.5 冪集合
第3章 論理――科学的思考の基礎
3.1 命題論理
3.2 述語論理
第4章 対応と写像――ここを押さえておかないと道に迷う
4.1 集合の直積
4.2 対応
4.3 写像
第5章 関係――「恋人」も「ライバル」も「親の仇」もすべて「関係」だ
5.1 関係の基本
5.2 半順序
5.3 ハッセ図
5.4 厳密半順序
5.5 同値関係
第6章 帰納法と関係の閉包――自然数といえば帰納法
6.1 帰納法
6.2 関係の閉包
6.3 集合の対等性
第7章 順列と組合せ――この先には賞金 100 万ドルの未解決問題が!
7.1 順列と組合せ
7.2 二項定理
第8章 グラフ――離散数学界のセンターポジション
8.1 グラフとは何か
8.2 グラフの用語
8.3 さまざまなグラフ
8.4 ピックの定理の証明
8.5 オイラー路とオイラー閉路
第9章 無限集合――「対角線論法」を知らずして「面白い証明」を語るなかれ
9.1 素数
9.2 集合の濃度
9.3 可算濃度
9.4 実数集合Rの濃度と対角線論法
9.5 複素数の濃度

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

73
仕事上、数学力がもっと必要だなと思っていたところに、ちょうどお気に入りの方がこの本を読まれているのを見て、面白そうなので読んでみた。特に集合、言葉で簡潔かつ認識齟齬なく伝える難しさに打ちひしがれており、この本の「イラストで学ぶ」に新たな伝達のヒントがあろうかと期待したのだが、集合の章に関してはイラストは添え物程度で、おなじみのベン図の最強さを思い知った。逆に論理の章は期待するイラストだった。…って、改めてまえがきを読むと、著者にとってはベン図はイラスト扱いで、論理は苦肉の策だったの!? ビックリ。2021/08/09

ゲオルギオ・ハーン

17
かみさんの本棚にあり、『離散数学』ってなに、ということで借りて読みました。読後の感想は難しいの一言。読み進めるとエンジニアの方々が使っている数学だそうで、論理学的に読むだけでは十分に理解できず、数学センスも必要だと思いました。とはいえ、こういった分野があることは知れましたし、断片的ですが知識や法則を知ることが出来て面白かったところもあります。あとは、時々入るネコちゃんたちの会話が良い息抜きやヒントになり、なんとか最後まで読む助けになってくれました。2021/07/11

omemegaro

0
一般的に、図のことをイラストとは呼ばない。2020/06/19

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