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内容説明
一時期は「もう終わった会社」と揶揄されることもあったソニーが、今や高収益企業に変貌した。営業利益の7割近くを稼ぐのが、ゲームや音楽、映画といったエンターテインメント系のコンテンツ事業だ。なかでもゲーム事業は最も利益を生む看板事業になった。エレクトロニクス事業でも「規模ではなく違いを追う」という戦略の下、テレビやカメラなどは高付加価値品に集中し、しっかり利益が出る構造に変えた。
ソニーの施策を詳細に分析することで、「成長の限界」に直面するほかの日本企業への教訓が浮かび上がるはずだ。
本誌は『週刊東洋経済』2019年7月6日号掲載の24ページ分を電子化したものです。
目次
ソニーの変貌と現在地
ソニーに学ぶ3つの教訓
創業精神を時代に合わせて「アップグレード」せよ
衰退市場でも成長できる! 「計画的長寿命化」を実行せよ
厳選した収益柱に投資を集中 ナンバーワン事業を死守せよ
ソニーブランドの新しい高め方
INTERVIEW グーグルがすぐ追いつくとは思わない(西野秀明)
CMOSセンサーの技術力
【誌上講義】ソニー復活のポイント
激論! どうなる?これからのソニー
利益率を高める買収や提携が必要(小野雅弘)
技術資産の棚卸しで1兆円事業をつくれ(久保田朋彦)
「吉田ソニー」を待ち受ける試練
車載用半導体に攻め込むソニーの勝算
INTERVIEW ソニー元CEOに聞く(出井伸之)
吉田さんにとって僕は反面教師だと思う