内容説明
父が緊急入院した!駆けつけた病院で聞かされたのは、父の容体と、異母兄の存在だった。その日から、見知らぬ家族、岩波映画で映画を作っていたという父の青春を辿る旅が始まる……。看護をきっかけに初めて見えてきた父の人生とは、なんだったのか。現役証券マンによる渾身のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
15
胸が痛すぎてつらい。しかし読んでしまう。「輝かしかった」父の時代を探り、まだ見ぬ「兄」を追う。しかし、そこには鈍く灰色の世界があり、予想していた輝かしさはない。なら、父は何を支えに生きてきたのか。答えは毎日の普通の暮らしのなかにあった。だれにでもある話でありながら、唯一の話になっている。父探しは自分探しであり、最後は何のために父を追いかけているのかわからなくなっていると思うが、自分を見つめるため、彼は追い続けたのだろう。2019/12/19
林芳
0
なかなかここまで赤裸々に書けるものではないですね。2022/12/20
-
- 電子書籍
- くまみこ【分冊版】 214 MFコミッ…
-
- 電子書籍
- 英会話を始めたいすべての人へ。 - 英…
-
- 電子書籍
- まんがグリム童話 淫術くのいち レン …
-
- 電子書籍
- ちるらん 新撰組鎮魂歌 7巻 ゼノンコ…