内容説明
日本神話といえばまず古事記や日本書紀を思い浮べる。しかし、記紀は政治的目的のもとに体系化されたもので、古代人の心の中に生きていた神話の世界はもっと素朴で生き生きしたものではなかったか。考古学や民俗学の成果をとり入れつつ、記紀および風土記などの諸文献を徹底的に再検討することにより、日本神話の原像を追求する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ねじやま
1
神代史から8世紀までの高天原、中つ国を巡る神話と神事・政治について述べられている。神を天つ神と国つ神のそれぞれの半族で解釈していくことを知った。素戔嗚尊が高天原から中つ国へ追放された後平定した地が出雲であり、そこで葦の中つ国を文明の地にしたのが大国主命である事を知れた。杵築神社こと出雲大社が神在月とあるように重要な社とする所以がここにあると分かった。また大国主命は大己貴命とも知られ、世界遺産と絡めると日光の二荒山神社にも祀られている。瓊瓊杵尊と木花之佐久夜毘売に纏わる話は日本神話の中でも特にお気に入りだ。2026/03/26
メーテル/草津仁秋斗
0
日本神話を、記紀神話だけでなく風土記なども考慮に入れたうえで解き明かした本。古い本だけど、独自の説も載っていて興味深い。2015/11/07
うえ
0
御柱について言及も。古い写真もある。2012/05/25
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