内容説明
「いまは音楽の話だけをしていたい」──懐かしい音楽の話は、お笑い、隕石、原発、友の死を経めぐり、また音楽へと戻ってくる。デビュー50周年、待望の平凡社ライブラリー化!■解説never young beach 安部勇磨(ミュージシャン)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
10
文中に出てくるアーティストの曲を聴きながらの読了。非常に贅沢な時間。しかし、伝統を受け継いでいくような、大事な事を教える、しかも、トップダウンではなく、というと、こういうスタイルになるのだなぁ、と理解する。2020/03/15
晴
2
細野晴臣と鈴木惣一朗の対話集。音楽にまつわる考察や踏み込んだ質問など、読者が気になるアレコレが冗談交じりにサラリと語られる、お二人の距離感が心地よい。大瀧詠一がもういないこと、新たな音楽が聴けないことに改めて寂しさを感じる場面もあったけれど、音楽に対する飽くなき興味と楽しさが溢れた対話は読んでいて嬉しくなる。2020/07/30
ササーキー
1
とても良かった。自然体である。2025/08/21
じゅんすけ
1
関連書に小泉文夫があるのが嬉しい2020/01/29
ナッキャン
0
東北大震災後の1年後から約2年間の取り留めもない話題を集めた対談集。御隠居の生き方、音楽の博識、そして仲間たち愛情が詰まった迷言集(本当は名言)。メジャーが一番と同調圧力が肩を切る21世紀にマイナーでもいいもんは良いと居場所を探る御隠居の行動と街の空気を感じ獲る辛辣な言葉はそうだ2と思ってしまったよ。文化人やアーティストズラしたタレントが溢れるメディアで御隠居はリッパな文化人、音楽家。はっぴーえんどの血流を音楽を御隠居には残して欲しいと切に願う。大瀧、松本、鈴木、そして御隠居、達郎もユーミンも夢のライブ。2024/05/09
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