内容説明
木村孝のおしゃれの秘密が分かる待望の一冊。
目次
目次
第1章 季の衣
第2章 季の彩
第3章 文様の取り合わせ
第4章 色無地の着こなし
第5章 私のおしゃれ修業
第6章 おしゃれのヒント
第7章 きもの知恵袋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょう
2
年に1度は木村孝さん。ご本人が着る立場でのきものの本でした。年齢もですが、社会的立場上、フォーマルな場の装いの重厚感がすごいです。格のあるきもの、帯がよくわかりました。2018/10/10
僕素朴
2
京都の染色家に生まれ、新聞記者を経て女性染色作家の先駆けになり在英経験もあるという素敵なかた。世代の差など関係なく、格の高い上質なコーディネートにうっとりできるのだから、着物は面白い。上下左右どこまでも続く幾何学文様は永遠を意味し、喜びの表現で「幸菱」「亀甲」と呼ばれる。長襦袢は帯の色柄に揃えるときれい。抑えた色柄の絽綴の帯は6月~9月末まで使えて合わせやすい。綿の化粧パフは着物布団にできる。ついた埃はセロテープでとる。麻を着たら敷きのし。肩パット入ったような着姿、年配のかたは補整がちょっと違うのかも。2018/01/28
樒
0
12か月の月毎に同じ分量の文章&写真が掲載されている為、大抵は扱いが少なくなりがちな単や盛夏の着物についても確保されているのが良いです。基本に忠実なだけに目新しさはないと思いますが、その分、奥深さと安心感があります。和服に興味を持ち始めた若いお嬢さんにプレゼントするのに最適な本だと感じています。2014/06/21
hanimuni
0
さすが木村先生。高年齢設定だけれど素敵な着物がいっぱい。琉球紅型帯、更紗の訪問着がほしいなあ。着物のために再就職するか。2012/12/04