宮沢賢治の地学実習

著者名：柴山元彦【著】

創元社（2019/11発売）

• ISBN：9784422440187

内容説明

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農学校の教え子をよく地学実習に連れ出した宮沢賢治へのオマージュとして、賢治の作品やエピソードを通して地学の野外体験実習や学習施設、実験を豊富に紹介する、全く新しい地学参考書。好評既刊『宮沢賢治の地学教室』の実践的な応用編！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ざるめ]

いろんな事が体験できる場所がこんなにあるんだぁ(*ﾟДﾟ*)賢治先生の作品やエピソードに関連した地学の基礎知識が学べる本(^^)♪これは実習だけれど、教室(座学)の方も読まなきゃ！でも実習の方が楽しいよね～♪

2020/03/18

[ひろさん]

宮沢賢治の生い立ちから、仕事に鉱山技師を選んだことまで、「銀河鉄道の父」で読んだところだったので親近感を持って読みましたが、内容はバリバリ地学の教科書でした。 この本を持ってゆかりの地を訪ねたら楽しいブラタモリ 旅が出来そうです。私のような地学になんの興味もなかった人にこの本に手を伸ばさせた「ブラタモリ 」の地学の教えもすごい。

2019/11/06

[竜玄葉潤]

宮沢賢治の作品って、なぜか自分の周りの人に評価されてる気がする。自分の中では、あまり作品に対する思い入れが無い分、実習の中に作品紹介が入ることへの違和感が強い。

2021/01/30

[takao]

宮沢賢治の必要性はあまり感じなかった。

2020/08/30

[メイロング]

物語作家すごいすごいという声が大きすぎて宮沢賢治苦手なんですが、地質学からアプローチしてくれて魅力が初めてわかりました。取り上げている作品も珍しく、作家の世界観の芯に地学があるのだと納得させられてしまう。実習は宮沢賢治の足跡や知識をたどりつつ、聖地探訪のおもむき。こんなに地学メインの学習施設あったんだね。地学教室も読みます。

2019/10/20