内容説明
【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】作曲やコンサートといった音楽活動のみならず、映画、テレビ、執筆など幅広い分野で活躍する雅楽師の著者。繊細で物静かなイメージが強いが、その素顔は、少年のように好奇心いっぱい。本書では、いろいろなところへ旅をし、いろいろな出逢いを経験し、いろいろなモノを発見してはおもしろがっている著者が、お気に入りのモノたちを、直筆のカラーイラストとともに紹介します。男は機械式時計と言いながらも並んで手に入れたGショック、5年以上育て続けて毎朝食べているブルガリアヨーグルト、子どもの頃から大切にしているセイウチのぬいぐるみ、そして旅先で出合った楽器バンドゥーラ……。にわかオタクと化してしまったり、木彫りのカエルをコロコロ鳴らしながら本物のカエルに近づいたり、犬にハーモニカを聞かせてみたり、やんちゃな素顔にふれられる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキとジジ
3
日本の王子さま、東儀さんのエッセイ。素敵な人だな~。考え方が肯定的で前向きで優しい。育ちの良さが、だだ漏れだ。レトロなカフェじゃない喫茶店で、向かい合って、夢中で語る東儀さんと紅茶を飲みながら、共に時間を過ごした。(妄想)読み終えてしまうのが、もったいないので、ゆっくり時間をかけて読む。でも、もしかしたら、王子様じゃなくて、おぼっちゃまかも(笑)2015/01/13
あさみ
1
多趣味な人だとは思っていたけれど、本当に旺盛な好奇心で様々なものに触れている、雑多な内容が詰め込まれた本です。音楽の話はもちろんだけど、時計の話も多いかな。テディイベアの話、類は友を呼ぶのかしら?テディベアを目の前に置いて、せっせとミニチュアを作っている所を想像すると、ちょっと面白かった。宮内庁の楽師は雅楽だけではなく、宮中晩さん会などでは西洋オーケストラにも変身するとはびっくり。2014/05/25