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内容説明
いま一番知りたい情報銀行の全貌を明らかにする GAFA覇権に引導を渡し社会に革命を起こす「第2の石油」個人情報の新しい担い手と、世界各国で導入が進む個人が主権者となるルールの下での競争戦略を初めて詳細に解説する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
101
最近情報銀行という概念がマスコミに登場するようになってきています。総務省が管轄としていて従来の銀行という概念とは全くことにしたもので、個人情報を保有している企業がそれを個人の了解を得て利用していくという新しい業態といえるものです。その個人情報をかなり保有している業界はクレジット・カード会社あるいは銀行などがあると思います。その情報銀行についての最新情報を示してくれて参考になりました。2019/12/28
おおたん
17
タイトルで購入。知らない世界、知識、が多く、収穫がありました。情報化社会が知らないところで、思ったより進んでいることを知ることができました。今は、移行期の真ん中で、企業の顧客データの蓄積から顧客に向けて広告を流す時代から、個人の情報を提供して、企業から提案を受ける「VRM」の時代に。また、情報銀行という言葉自体があることを知りませんでした。◆2011年のダボス会議にて「個人情報は第二の石油である」と宣言してから、個人情報を集め、ターゲティング広告が隆盛を極める◆Me to BとMe to Cの側面がある2021/07/01
miyatatsu
7
人々が個人の情報を意図的に企業に売り渡して金品をもらうといった新しい考え方が現代に広まりつつあることを認めなければならないということを感じましたし、理解できないといって勉強をさぼり時代に置いて行かれないように気をつけたい。2019/11/28
チャー
6
個人情報の取り扱いについての最近の動向をまとめた本。情報銀行という考え方とそれについての国毎の取り組み方について知ることができ参考になる。ネット上に入力する個人データは興味や関心事に応じた広告の表示に利用されているが、今後は医療等のさらにプライバシーが高いデータについても踏み込んだ活用が見込まれていると記されている。 進化した情報システムを利用した近未来の予想図が幾つか例示されているが、これは便利だと思う反面、想定される使い方に疑問が湧いた面も。利便性の向上も重要だが利用時の注意点もよく把握しておきたい。2020/02/22
Takahiro
3
金融機関やIT業界に強く、政策決定の場にも深くコミットしているNTTデータグループのコンサルタントが、世界各国で法整備が進む個人情報管理の新しいルールと、これから巨大産業となる情報銀行を詳細に紹介する。 2020/01/24