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内容説明
「人間vs.AI」を超えた、世界の知性の最先端ビジョン!
急速に進化し続ける人工知能は今後どうなり、私たち人間や社会はそれにどう影響されるのか? A I万能論や脅威論を超えた先にある、テクノロジーの真のリスクと可能性とは? 物理学、哲学など研究分野の異なる4人の世界的知性が見据える最先端のビジョンを通して、来るべき人類の未来とその対峙法をさぐる。
第1章 意識 AIはどこまで信頼できるか
──マックス・テグマーク(宇宙物理学者、MIT教授)
第2章 倫理 AIに正義は決められるか
──ウェンデル・ウォラック (倫理学者、イェール大学研究員)
第3章 自律 AIが「心」を持つと何が起きるか
──ダニエル・デネット (哲学者、タフツ大学教授)
第4章 進化 AIで人間は何者になれるか
──ケヴィン・ケリー (著述家・編集者、「WIRED」元編集長)
終 章「逆転の発想」がもたらす視界 (丸山俊一)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
24
AIからAIGへ哲学的な内容だった。クローンでも似たような事やってたような・・難しい。2020/04/19
tetsu
12
★4 AGI(汎用人工知能)に人格が宿るのか?知性を持つことができるのか?様々なジャンルの4人が語る。 自動車の自動運転には、事前に有名なトロッコ問題をプログラムする必要があります。AIの出現が私たちに自身の価値観を問いなおさせる。 知的興味がそそられる本です。2019/11/05
どんたこす
10
AI研究の究極の目標である汎用人工知能(AGI)。本書で議論されているのは、意識を持ち自律的なAIが出現したとき人間はどう共存していくことができるのだろうかといったことや、楽観論だけでなくAIを自律的な存在に育ててはいけないといった未来に対する備えておかなければいけない心構えであると思う。2020/02/10
ざっきー
7
AIの進化による諸問題についての本。AIの本は科学的側面からの本が多い中、感情、倫理、正義などの側面からの話をしてくれる。人によっては、こういった側面からアプローチしてくれる本書の方がわかりやすいのではないだろうか。2020/05/09
dice-kn
6
4人の外人さんの意見は訳がこなれていて何となく(ぼんやりと?)わかったような気になったのですが、終章でまとめてくれるのかと思ったらこの章が一番難解で、正直”何を言っているのか・・”という感じでした・・。個人的にはAIが人の役に立ってくれる分には歓迎ですが、ターミネーターのような方向にだけは進んでほしくないですね。それがあり得るかはこの本を読んでどうかなという印象でしたが、フィクションでも人が考えた(考えられた)ことは、実現する可能性が0ゼロではないような?? そんなこと言い出したら何でもそうですね。2022/12/24