市場間分析入門 ──原油や金が上がれば、株やドルや債券は下がる!

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市場間分析入門 ──原油や金が上がれば、株やドルや債券は下がる!

  • ISBN:9784775970515

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内容説明

「本書には貴重な情報が満載されている。日々インターマーケットの分析に従事している私はその価値を十分に知っているが、この本には私でも知らない新しい視点が盛り込まれている。プロとビギナー投資家のどちらにも本書を強く推薦する」――「イ ンターマーケット・レビュー・ニュースレター」の編集長でもあるマーチン・プリン グ・プリング・ドット・コム社長(『アメリカの株式テクニカル分析』[東洋経済新 報社]の著者)

市場間分析(インターマーケットの分析)は、ジョン・マーフィーの画期的な著書 『インターマーケット・テクニカル・アナリシス』の刊行から10年を経てようやく脚光を浴びるようになった。グローバルなマーケットは相互に関連し合っているという考え方は今から10年前には疑いの目で見られていたが、現在では最も重要なテクニカル分析の原則のひとつになっている。現在のマーケットウオッチャーは歴史のなかに、将来のマーケットの動きを予測する手掛かりを得ることができる。

マーフィーは本書のなかで、グローバルな各マーケットの最新データを駆使して、世界のさまざまなマーケットが相互に関連し、またそれぞれに影響し合っていることを明らかにしている。1980年代のアメリカの株高をもたらしたインターマーケット (市場間)の相互関係を概説したあと、1987年の株式大暴落とインターマーケットの 原則におけるその重要性を分析。イラク危機による1990年の株式暴落はその後のグローバルな出来事と関連付けて検討され、また1997年のアジア通貨危機に端を発したデフレトレンドが、どのように2000年の株式バブル崩壊とそれに続く3年間の弱気相場をもたらしたのかについても深い分析が加えられている。

一方、長期のグローバルなマーケットの関係を大きく変化させた最近の状況について、従来のインターマーケットの原則は今でも立派に機能しているとしながらも、大きく変質したインターマーケットの相互関係を詳しく分析している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sab

2
ようやく求めていた本に出会えた気持ち。歴史は繰り返さないが韻を踏むというが、市場サイクルは同一ではないものの繰り返すという話。債券、株式、商品、為替等の各市場は相互に連関し合ってもいる。債券市場の株式市場に対する先行性、原油高が景気を冷え込ませて株式パフォーマンスに与える悪影響、金という商品が輝くサイクルのメカニズムなど、繰り返し読んで血肉とし、現在の市場における実践に繋げることで思考の指針となる。2023/06/15

もさ

1
縦と横で考える。2015/08/21

Jr.Mcree

0
やまは氏的。まあ、市場間のつながりで資金の流れを見て判断しましょうってことです。2015/05/19

ゼロ投資大学

0
通貨・商品・債権・株式の4つのマーケットは、相互に関係し合っている。インターマーケット分析の基礎となる基本原則について解説されている。基本的な相互関係を理解していれば、各マーケットがどのようなトレンドを辿るのかは容易に想像がつくようになる。2022/11/10

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