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内容説明
30年以上に渡って、1万1千人以上の患者を治療してきたリハビリ専門医が、本当に効果的なリハビリテーションの仕方を解説。リハビリの効果は、決して先端技術を使うことではなく、地道に筋活動を行うこと、実は最も簡単な「起立‐着席運動」を早期から繰り返すことによって生まれる。早期のリハビリが不足したり、無理に麻痺したほうを治そうとしたり、麻痺していないほうの強化を怠ったり、下肢の強化を軽視したりという、日本の医療現場で行われがちな「間違いだらけのリハビリテーション」が、患者の回復を妨げている実態にも警鐘をならす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱぅ
2
リハビリテーション科をローテーション中に、指導医に薦められて読書。 現在、急性期病院で仕事しており、現在リハビリの必要性は感じるものの、具体的にどのようなリハビリをしてもらうのがよいか、いまいちよくわかっていませんでした。患者さんにどのようにリハビリに関して説明し、意欲をもってもらうかの方法に関して参考になりました。
まこ
1
起立運動がいいとはよく言われますが、この本は「起立着座運動」に絞って書かれています。 それに超重症と言われる方にも、監視下とはいえ起立着座運動のやり方が書かれています。 脳卒中後だけに拘ってない珍しい本だと思います。2019/01/16
Masamichi Uchida
1
良かったです。本当に起立着席運動のすすめです。難しいことは抜きにしてこの運動で良いと言う趣旨です。批判的な意見もあるのでしょうが、この運動を礼賛され続けると批判的な意見も聞いてみたくなります。ただ、脳卒中を患ったらこの運動のことを思い出そうと思えます。2017/11/19
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