はないろの春

著者名：芝生かや【著】

日本文芸社（2019/11発売）

• ISBN：9784537141627

内容説明

誰しもが持っている心の奥に大事にしまったきらきらの宝物──。
高校に入学した光留はクラスで浮いている冷たい男子・漆川のことが気になっている。
妹思いのやさしい一面のある彼を放っておけない彼女だけれど、拒絶されてしまい…。
それでも踏み出した光留の一歩が２人の心の､距離を縮めていく…!!
そっと寄り添う、ほっこり温かな青春物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

母を早くに亡くし、父と兄の３人暮らしである女子高生の光留。稼業のパン屋を手伝う光留は、ある日、小さな妹と共にパンを選ぶ少年・漆川が同じクラスだと知る。だが、教室内の漆川は、冷たい態度を取り、誰とも関わらないようにしていた。後日、妹がいなくなり、探す漆川を目撃し、半ば強引に事情を聞き出して一緒に探します。徐々に漆川と距離を縮めていく光留ですが、別のクラスメイトから「偽善者（いい人）ぶってんの？」、「優越感でも感じてた？」と言われ、自分の行動に悩んでしまいます（続く

2019/12/17

[夏月]

おせっかいであろうと寄り添ってくれる人のいる尊さ

2019/12/15

[だんぼ]

主人公がいい子だなって思うんだけど、もっと拗ねたり怒ったり嫉妬したりしてほしいなぁ。

2020/11/09

[cube]

★★★☆☆

2020/04/03