ハンナとシュガー

著者名：ケイト・ベアビー/中井貴惠

イマジネイション・プラス（2019/11発売）

• ISBN：9784909809001

内容説明

スクールバスで帰ってくるハンナをいつもパパがお迎えに行きます。友だちのヴァイオレットはママとイヌのシュガーがお迎えに行きます。友だちはみんなシュガーと仲良しですが、ハンナはシュガーと仲良くできないです。ある時シュガーがいなくなってしまい、みんなで探すことにしました。ハンナはシュガーとあまり仲良くないのにとても心配になります。女の子とイヌの愛情を描く心温まる絵本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[☆よいこ]

絵本。読み聞かせ約3分▽ハンナのパパは毎日スクールバスで帰ってくるハンナを迎えに来てくれる。同じように犬のシュガーはヴァイオレットを迎えに来ている。ハンナは犬が苦手で、シュガーには近寄らない。だけどある日、シュガーが迷子になってしまった。近所の人たちで探したけれど暗くなってもシュガーが見つからない。ハンナは、シュガーが不安で悲しいだろうと想像する。その時、暗い生垣の中でシュガーの声がする▽ハンナとシュガーの心が通った場面がすてきです。仲良くなれてよかったね。市民図書館の電子図書館で借りました。電子版絵本

2024/06/11

[mntmt]

心の距離の表し方がうまい。

2019/02/23

[Cinejazz]

〝ﾊﾝﾅのﾊﾟﾊﾟは､ｽｸ-ﾙﾊﾞｽで帰って来るﾊﾝﾅを毎日迎えに行きます｡友だちのｳﾞｧｲｵﾚｯﾄは､ﾏﾏと飼犬ｼｭｶﾞ-がお迎えに来ます。みんなｼｭｶﾞ-と仲良しですが､ﾊﾝﾅは何故か仲良くなれないでいます｡ ある日､ｼｭｶﾞ-が行方不明になってしまい､みんなで探すことに...ﾊﾝﾅは､ｼｭｶﾞ-とあまり仲良くないのに､とても心配でなりませんでした･･･〟絵本作家<ｹｲﾄ･ﾍﾞｱﾋﾞ->の愛犬ｼｭｶﾞ-への哀悼をこめて､少女とｼﾞｭｶﾞ-の交流が描かれた､ﾎﾉﾎﾞﾉ絵本。翻訳は中井貴恵ｻﾝ｡

2023/07/21

[遠い日]

シュガーはハンナの友だちのバイオレットの犬。そして、ハンナはシュガーが苦手。それでも、シュガーがいなくなってしまった時、シュガーの気持ちになって考えることができるやさしい女の子。思いやりというのは、そして本当の想像力というのは、こういうことを言うのだろう。

2019/01/11

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

中井貴恵さんの読み聞かせ20周年の記念に？訳された絵本。シュガーはヴァイオレットのお家の犬。幼稚園のバスに乗る時は見送り、帰ってきたらお出迎えするみんなが仲良しのシュガーがある日突然いなくなってしまう。ハンナはみんなと違ってシュガーと仲良くできないのだけれど、ハンナもシュガーを探してみます。

2018/12/27