角川新書<br> ぼくたちの離婚

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角川新書
ぼくたちの離婚

  • 著者名:稲田豊史【著者】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • KADOKAWA(2019/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040823300

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内容説明

いま、日本は3組に1組が離婚する時代。離婚経験のある“男性”にのみ、その経緯や顛末を聞く、今までになかったルポルタージュ。“人間の全部”が露になる、すべての離婚者に贈る「ぼくたちの物語」。


【目次】
まえがきに代えて/離婚は「人間の全部」

第1章 “家族”を背負えないぼくたち
Case #01 三浦隆司 夫になれない
Case #02 竹田康彦 人は壊れる
Case #03 橋本亮太 家族が得意じゃない
Case #04 田中元基 「かわいそう」だから結婚した
Case #05 吉村健一 父の条件
Case #06 花田啓司 ビルの気持ちがよくわかる

第2章 妻が浮気に走った理由
Case #07 木島慶 殿方たちのお気に召すまま
Case #08 森岡賢太郎 完璧なあなた、勝ち組のわたし

第3章 こわれた伴侶
Case #09 河村仁×Case #10 渋井悟 頑張ってもしょうがない
Case #11 北条耕平 おかしいのはどっちだ?

第4章 業と因果と応報と
Case #12 滝田浩次 欲しいものだけ欲しい
Case #13 片山孝介 離婚してよかった

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

124
離婚を経験した男性達のルポ。私も離婚しているし、男性側から離婚を描いたルポは珍しく手に取る。離婚は相手のあることなので、公平な視点を持って読み進める。様々なケースがある。その中で私の経験と被る内容もある。パートナーが精神的に不安定で身近な人を攻撃する場合だ。モラハラや精神的DVですね。これが長期間続くと苦しい。突然の罵声、暴言、物に当たる、遂には暴れる。共通するのは状況を収めようと謝ること。もう家庭に安息はない。こんな方は「投影性同一視」と言う。嫌悪する自分を相手のせいにすること。その通りだったと思う。2020/01/12

ごへいもち

23
恐ろしく大変な生活がいろいろ。なぜそこまで我慢するのか、と部外者は思う 2022/10/01

ステビア

22
人生いろいろ、別れもいろいろ2022/05/09

ろこぽん

15
インタビュー対象者がほぼ私の周りにはいないような業界人でした。「業界人」と一括りにするのは失礼かもしれないけど。メンヘラオンナの特徴は、ここまで強烈でなくてもこんな地雷をもったオンナはそこらへんにゴロゴロいます。自分に興味を向けてほしくて攻撃したり。特に周りが見えなくなってしまったオンナは怖い。親の直感(?)ってやっぱり正しいのかも?家に友達を連れてこられるのは正直疲れます。男性版#MeToo 男性はへんなプライドあるから声を上げないってだけなんだね、これからはどんどん言えばいいよ。2024/04/02

ふたば

13
離婚に至った13のケースを、夫側からのみの視点から扱った一冊。第一章を読んで、なんと自分に当てはまるのかと、愕然とした。自分のようなタイプが勘違いしたり、流されたりして婚姻関係を結んでしまった場合、往々にして悲劇的な破綻を招くようだ。世の中には夫になれない、なってはいけないタイプが存在しているということか。第2章、第3章については、壮絶さに言葉もない。この状態で婚姻関係を維持することはあまりにも困難であろう。第4章に至っては、唖然としてしまう。自分の器の大きさを知らずに他人との縁を結んではいけないのだな。2020/02/29

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