内容説明
飛鳥、平安、鎌倉、戦国、江戸、明治……さまざまな時代を巡って少女ヤオが遭遇する七つの謎!!
七人の実力派作家が紡ぐ歴史ミステリーアンソロジー
歴史を映す〈鏡〉が崩壊したとき、世界は狂い始めた――。人々が“電子の言葉”に襲われる中、ただ一人異変を免れた本好きの少女ヤオは、飛び散った〈鏡〉のかけらを集め、平穏を取り戻すべく時空の旅に出発する。そこでは、時代ごとにさまざまな事件が彼女を待っていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガットウ
8
★★★3.2点。図書館で衝動的に借りて来ましたが、「う~ん」な内容でした。2019/12/07
Norico
6
近い将来「本」はなくなっちゃうのかな。やっぱり紙の本が好きだな、と思う。ヤオがほぼ出てこなかったり、出てきても人物設定が各話で結構違ってたりして少し違和感。まあでもそれぞれのお話は全部面白いんでよかったです。秋梨惟喬さんは、銀侠伝シリーズの面々が出てきて嬉しい。2023/04/09
N.蘭子
5
またまたチャレンジの南雲堂。企画の面白さは買うけど、「連作短編」とするには内容がビミョー。芦辺さんが最後にフォローいれるとこが統一感の無さを醸し出してる・・。ヤオが出てこない作品とかキャラの破綻とかってどうなの?鏡の扱いも適当だしなあ。個人的には、一番正統派本格してる獅子宮さんの聖徳太子の話が良かった。2019/11/28
悪者みきこ
5
安萬くん目当てで買う。が、安萬くん以外はイマイチかなあー。2019/10/26
みやしん
2
正直なんのこっちゃよくわからん。共作伝奇って難しいんですね。もしかしたら始めに表紙イラストありきだったのか?最後になんか匂わせていたけど、当の少年の事は各作家に伝えていたのか怪しい。2022/03/03