内容説明
大手総合商社の社長秘書・吉鹿は、上司である社長の右城に密かに想いを寄せていた。男の自分が恋愛対象になれるはずもなく、告白すら諦めていた吉鹿。しかしある夜、右城に同性の恋人がいることを知ってしまう。ヤケになった吉鹿はバーで出会った右城と同年代の男・蒼衣に抱かれた。その関係は一夜限りのはずだったが、蒼衣は翌日から執拗にアプローチしてきて――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
18
晴れ男〜、ストレイ〜のリンク作っていうのかな、ストレイ・リングの攻、右城さんの秘書のお話。カバーイラストが素敵♡お髭がワイルド攻、中身も野性味溢れてて右城さんとは違った魅力がある人でした。2019/06/27
anko
15
若手敏腕社長の有能な美人秘書吉鹿と社長の同級生であるこちらも敏腕外資系企業の支社長蒼衣。社長に恋人がいるのを知り自棄になって男漁りをしていた吉鹿がバーで出会う蒼衣の方はかって社長と一緒にいた所を目にして一目惚れしていた模様。吉鹿が身を引こうとするけれどお互い未練タラタラで仕事にも支障を来たしてお互いの上司や秘書に気を利かしてもらい再会。大人な配慮はわかるけど焦れったい。タイトルは秘書と野獣ですが体力はあるけどなかなかお行儀の良い野獣さんだった気がします。〈Ｋ〉 2019/12/11
辺辺
15
ワイルドな髭オヤジXクールビューティーなツンデレ。内容はいつも通りのとっても王道な展開ですね。失恋した受を攻が慰め溺愛するという話(この作家さん、王道なものばかりのようですね)それはともかくとして、攻の愛読書はレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」だということにはチャンドラーファンの心情としてなんだか複雑ですね。というのも、もし作家さんもチャンドラーファンだったら、物語もハードボイルドの匂いがしてもおかしくないのに、ちっともそういう流れがないのが個人として残念に思う。2019/06/30
＊ちえ＊
10
紙本。シリーズ3冊目。前作.右城社長の秘書さんのお話。タイトルまんまですけど、年の差良いです。ワイルドなオヤジ大好物です！スルリと攫うように巧みなアプローチ、、すごくイイ！！しかし強引に見える攻めだけど、大人同士の向き合いが出来る部分と大人だからの攻めきれなさが見える最初の別れのシーンは大好きです。楽しかった。2019/08/08
tanya
10
作家買い。何となく読んだ様な感じが・・。お話は傷ついた受を段々虜にさせていく展開は流石だと思うし、逃げても落ちていく辺り安心して読めます。イラストも雰囲気あってて楽しく読了でした。2019/07/06
