内容説明
日本中の秀才を集める有名難関高校の生徒から、ある日著者に呼びかけが届いた。偏差値上位0.1%の日常を生きる彼らは、大学で何を学ぶべきなのか。暗記偏重型の旧来型の指導者モデルが、各所で機能不全を起こすいま、未来のエリートに必要な歴史観や情報収集力をどう養えばよいのか。自ら長期にわたり企画を温め開講を提案した、次代を担うエリートに必要な教養と人間力を授ける特別講座。(解説・加藤陽子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
130
2019/8/17 ジュンク堂書店アクタ西宮店にて購入。 2022/7/09〜7/13 灘高生の恒例行事である先輩訪問を、OBではない佐藤優氏に依頼して実現した企画の書籍化。流石、灘高生たち、氏の書物を読み込んで鋭い質問をしている。意識の高い子供に教えるのはやりがいがあるだろうな。2022/07/13
KAZOO
113
佐藤さんと灘高校の生徒へのセミナーと問答の様子がわかりやすく書かれています。佐藤さんもわかりやすく最近の世界の情勢などを説明されていてそれに対して生徒もかなり知的水準が高いようで質問も的を得ている感じでした。最後の紹介されている参考文献もそんなに多くはないのですが結構骨の有るような本もありました。2020/01/08
ehirano1
80
著者が最近の民主党政権から現政権までをフランス革命からナポレオンまでに当てはめて説明した件は思わず無呼吸で文面を追いかけていました。インプットをアウトプットする、こういうのが『知恵』なんではないかと思います。2019/11/02
佐島楓
71
数学や歴史や語学の重要性を、大学を飛び越え実人生に紐づけて教えてくれる人生の先輩が高校生のときにいてくれたらよかったなと強く思った。灘高の生徒さんたち、あなた方はラッキーですよ。それでも先々どうなるかわからないのが人生ですが。2019/05/31
白玉あずき
49
この生徒さん達は本物のエリートなんだと感嘆。幅広い知識と興味の広さは勿論の事、一番驚いたのがエリート教育で得た知識と能力を、どうやって社会に還元していくかを考える姿勢がある所。灘高の教育が良いのか、ご家庭が素晴らしいのか。本当に有難い事。他から抜きんでた優れた能力は天からの授かりものギフトだが、くれぐれもドイツ語ギフトにならないように、素直に真っすぐ成長して下さいませ。佐藤氏の語る様々の経験談等が面白いのはいつもの通り。覇権国が存在する時代は普遍主義がとか、理論的に考えてわかるという事はレベルが低いとか。2020/06/29
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