ちくまプリマー新書<br> 世界はデザインでできている

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ちくまプリマー新書
世界はデザインでできている

  • 著者名:秋山具義【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2019/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480683632

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内容説明

今の世の中は、デザインがなくては成立しない。デザインはどのように見られ、どのように機能しているのか。広告、パッケージ、本の装丁など、グラフィックデザインで活躍中のアートディレクターが語るデザインの魅力。

目次

第1章 デザインの距離
第2章 デザインの作戦
第3章 デザインの力
第4章 デザインの実技
第5章 デザインの時間
第6章 デザインの人柄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

62
まさかのタイトル。でも。世界からデザインされたものをどんどん消していくと、あとには裸の人間と土だけ。これはショック。広告や商品。今やデザインなしにはありえない。インスタントラーメンの袋ひとつ取っても、色使いとかロゴとか、すべて思いや感性がつまっているのだということ。なるほどなぁ。著者は関西ではおなじみの大学のマークを作った方だそうで、さらには「ほぼ日」にかかわって、創刊の瞬間の写真があるとは。あとドラマの「相棒」のポスターとか。アートディレクターという仕事の一部を見学させてもらった。勉強になります。2021/12/10

ホークス

47
2019年刊。著者はロゴやキャラクターを手がけるデザイナーで1966年生まれ。デザインの仕事を覗く感じで楽しい。身の回りにはデザインが溢れていると丁寧に説明する。意識して見ると、街も部屋の中も、広告や案内表示、装飾や意匠でいっぱいだ。形や色やフォントには色んな意味が込められている。雑草の本を読むと、道端が植物園のように見えるのと似ている。グラフィックデザイナーには、コラージュ派(様々なデザインの要素を足したり引いて作る)と、シンボル派(真ん中に見せたい物を置いて彫刻のように仕上げる)があるという話も面白い2022/12/17

Kanonlicht

27
アートディレクターの著書による、デザインについての解説本。そもそもデザインとは何かといったところから始まるので、その方面にかかわりのある人にはやや物足りない内容かもしれない。どんな仕事もつきつめれば、相手の立場になって考えることが成功の秘訣だけど、デザインはその最たるものといえる。購買意欲を刺激したり、ときには人間の本能に訴えるデザインの世界は面白い。世の中にあふれるデザインを「なぜそうなっているか」という目で見てみたいと思った。2024/03/12

アコ

26
人気アートディレクターによるデザイン入門書。平易な文章で読みやすく、手掛けた作品の写真掲載があるのもよい。そっち寄りの人間なので知ってることが多かったけど確認の意味でも楽しめた。やはり〈スマホ・SNS普及×クリエイティブへの影響〉が興味深い。広告制作としての変化はもちろん、昔とは異なり美大や広告代理店を出なくても、才能と戦略で世に出るチャンスがある。これを再認識。真っ先に『100日ワニ』が浮かんだけど、TwitterやInstagram発の書籍もよく手にしてるし。今後の進化/変化を楽しみたい。2020/10/01

Tenouji

21
デザインと人間の関係。非常に基本的なことが、さらりと書いてあるが、著者なりの制約の持たせ方が、なんだかいい感じ。2019/12/03

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