ホーム社<br> 昭和40年男 ~オリンポスの家族~

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昭和40年男 ~オリンポスの家族~

  • 著者名:佐川光晴【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 集英社(2019/10発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834253313

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内容説明

昭和40年生まれの元体操日本代表選手・山田三男は、毎日主夫業をこなしながら、家族を優しく見守っている。大手スポーツメーカーの広報部長として家計を支える同齢の妻・莉乃、新体操の日本代表候補として活躍する22歳の長女・美岬、注目を集める姉にコンプレックスを抱く中2の次女・千春……。三男は自分が果たせなかったオリンピックへの夢を娘に託すのだが──。オリンピックを背景に、懐かしの<昭和>から<平成>、そして新時代<令和>へと時代をつなぐ、心温まる家族小説!

目次

第一話 じゃりン子チエは神
第二話 星一徹の涙
第三話 百恵ちゃんフォーエバー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

191
私も昭和40年男なので、興味があり読みました。佐川 光晴(著者も昭和40年男)、初読です。ユーモラスで懐かしく楽しめました。昭和40年男が、主夫になっているのが意外でした。『仮面ライダー』、『巨人の星』、『ゲゲゲの鬼太郎』『山口百恵』は、昭和40年男の定番で好いと思いますが、『じゃりン子チエ』はもう少し若い層なので納得がいきません(笑) 2019/11/20

ゆみねこ

71
昭和40年生まれの山田三男はかつてオリンピックの金メダルを目指した体操選手だった。鉄棒から落下し選手生命を絶たれた三男とその家族の物語。次女・千春ちゃんが良いです!楽しく読めて良かったです。2019/10/27

いたろう

67
前回の東京オリンピックの翌年、昭和40年に生まれた「昭和40年男」山田三男。体操の元日本代表で、現在は専業主夫。妻の莉乃は大学の同期で、走り幅跳びの元日本記録保持者。そして、長女の美岬は、新体操でオリンピックを目指している。そんなスポーツ一家の中にあって、次女の千春だけが、アスリートではない平凡な中学生。(そんな彼女も、後にある分野で才能を発揮するのだが。)それから3年、行き違い、問題はあっても、最後はやっぱり家族。三男の好きな昭和のテレビ、漫画の話題に彩られた、家族の絆の物語に、心がじんわり暖かくなる。2019/11/20

よんよん

33
佐川光晴さんは「おれの…」シリーズ以来です。愛すべき作家さんです。体操選手としてオリンピックで金メダルを目指す三男が鉄棒からの落下により、選手生命を断たれ、同じく陸上でオリンピックを目指すも怪我で断念した莉乃と結婚する。主夫になり2人の娘を育て、新しい目標をつかむ三男。悩みながらも幸せだと思う生き方がうらやましい。ちょうど私も同年代、その時代時代のエピソードを実感できて楽しかった。2019/11/12

信兵衛

31
愉快で、心躍る、ユニークな家族ストーリィ。 今、家族を描かせたら、佐川さんはダントツに上手い作家の一人と言って過言ではないでしょう。2019/10/22

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