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内容説明
比叡山第253世天台座主であり、高い学識と温かい人柄で、多くの人々に敬仰された著者。「行年百歳」で大往生されて10年、そのわかりやすくて心温まる法話は、今なお輝きを失わない。混迷する現代社会を生きる私たちに、いきいきと毎日を送る知恵をそっと教えてくれる。本書は、「明るく、楽しく、たくましく」をモットーに、著者が実践してきた日常生活の心得を、仏教の考え方を基礎にわかりやすく説き明かしている。「すぐに結果を求めるから目が曇る」「自分のことばかり考えるから悩む」「みんな、何かの役に立っている」など、忙しい日々に追われて苦しくなったとき、思わずハッとさせられる言葉の宝庫である。そんなに力まずに、もっとゆっくり生きなさい――そうやさしく語りかける著者の法話は、今流行の「スローライフ」の先取りでもあった。自信と勇気が芽生えてくる一冊。解説:瀬戸内寂聴。『【完本】生きるよろこびのヒント』を改題の上、再編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jupiter68
3
いい時間を過ごした。この手の本は読んでいる時に非常に落ち着くから好きだ。毎日、追いまくられるような生活をしている。そんな中で心の平衡を保つため、こんな清涼剤のような本があるとありがたい。2024/04/22
0363
0
延暦寺の第二五三世天台座主であった著者が「明るく、楽しく、たくましく」生きるコツをわかり易く説いた本書。著者の人間に対する温かい眼差しに、読みながら自然と自分自身を見つめ直さずにはいられなくなる。現実を直視して地に足のついた生き方の指南書だと思います。2010/02/24
0363
0
心を落ち着かせたくて、再読。2021/05/15
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