内容説明
目の前のプレーそのものよりも、記録に残された、あるいは書き残されたものがもつ、もうひとつの野球の魅力を人々は知っている。実現されなかった可能性を残して逝った沢村栄治、幻の盗塁王ビリー・ハミルトン、神話を演じた男・山口高志など、幾多のプレイヤーたち。そして、黒人大リーガーの光と影……。これはボールに命運を賭け、伝説となった男たちに贈る讃辞なのだ! 「もう一つの野球」シーンを追いもとめた、芥川賞作家による入魂の日米野球エッセイ集。かつて野球少年だったアナタへ捧ぐ、白球に賭けた男たちの知られざる人生、夢と挫折!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
9
これ、講談社版DAYS JAPANの連載時から読んでいました。 冒頭に出てくる豪速球投手、私は当時、英国ロンドンに5年ほど住んでいたので直接は見ていないのですが、山口高志投手がNPB史上、最速だったと言われている方は多いですよ。 実際の球速自体は大谷投手等の方が速いのでしょうが、当時はそれだけ突出していて打ちにくかったので余計にそういう印象が強かったのだろうと思います。 後半に出てくる、いわゆる米国のニグロリーグの記述も非常に良くて、佐山和夫氏の本も好きですよ。📚 野球ものとして、とても好きな本です。1992/06/04
渋谷英男
1
山口、蓑田、足立、高井の阪急ブレーブス選手コラム有り。黒人リーグとタイ・カップについて知りたくなった。☆42018/05/12
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