内容説明
古都の陶器店主が絞殺され、現場に砕けた抹茶茶碗が残されていた。失踪した長男、若き後妻と先妻の娘、そして不倫。事件の背景に、様々な愛憎のドラマが浮びあがる。人の心を癒す千年の都で起きた哀しい殺人に、第2の犠牲者が加えられた……。検視官・江夏冬子が事件の謎を鮮やかに解き明かす、本格長篇ミステリ。古都の陶器店主の死の謎、砕けた抹茶茶碗の謎とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
8
★★★☆☆ キャサリンシリーズではなく、女検視官・江夏冬子シリーズだった。著者の作品では毎度おなじみの京都を舞台にしたミステリ。基本的には二時間サスペンスのような雰囲気ではあるが、最後にはしっかりとトリックも用意されている、可もなく不可もなくな作だが、サクサク読めて息抜き程度にちょうど良い。2025/12/11
浅見陽一郎
6
山村美紗のちょっと古い推理小説を読みました。 1982年ごろの作品で、まだ主人公の京都府警検視官冬子が ポケベルを持っているというのが懐かしかった。 清水坂の清水焼陶器の老舗店主が他殺体で発見される、 容疑者は同業者、後妻、子飼いの職人、中でも同業者の一人に疑いを向けた京都府警、狩矢警部、冬子、橋口刑事だったが、どうしても破れないアリバイが... このアリバイトリックをどう覆すか...さすがトリックの女王 山村さんですね.... サクサク読める推理2025/11/19




