やる気が上がる8つのスイッチ

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やる気が上がる8つのスイッチ

  • ISBN:9784799322642

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内容説明

モチベーションと目標達成分野の第一人者で、 コロンビア大学ビジネススクールで教鞭をとる社会心理学者の著者が、 自分自身と他者のモチベーションを上げる方法を紹介する。

まず理解しなければいけないのは、万人に共通する、たったひとつの方法などはないということだ。
著者は下記の3つの軸をもとに人を8つのタイプに分け、それぞれに最適の方法を解説していく。

① マインドセットの軸=「証明」を目指すか「成長」を目指すか
② フォーカスの軸=得るものにフォーカスするか失うものにフォーカスするか
③ 自信の軸=自信が大きいか小さいか

8つのタイプは次の通りだ。
タイプ1 中二病(Teenager)
タイプ2 うざいやつ(Showoff)
タイプ3 臆病者(Neurotic)
タイプ4 退屈な人(Stick in the mud)
タイプ5 やる気の空回り(Eager Beaver)
タイプ6 まじめな見習い(Alert Apprentice)
タイプ7 新星(Star Who’s (almost)Born)
タイプ8 熟練の匠(The Expert in the Making)

たとえば「タイプ1 中二病」は自分が優秀な人間であることを「証明」したいと思い、
称賛や報酬など、得るものにフォーカスしている。 ところが実力はなく、したがって自信もない。
このタイプの人の場合、マインドセットを「成長」を目指すことに切り替え、
オンザジョブトレーニングで実力と自信を養い、
得るものにフォーカスしているという積極的・意欲的な部分を生かすようにしていくことでモチベーションを上げることができるのだ。

同様に各タイプがどのようにやる気を出し、それを持続させることができるのかを解説するとともに、
マインドセットの変え方や自信のつけ方、フォーカスの生かし方といった共通の処方箋を詳しく具体的に述べていく。

1時間で読めるコンパクトで平易な本だが、エビデンスのある科学的な方法には説得力があり、すぐに実践したくなる。
この本そのものが「やる気」のスイッチになっているのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

112
まあまあ。めちゃくちゃ短いのですぐ読める。コロンビア大学の社会心理学者が、「マインドセット」「フォーカス」「自信の有無」という3つの軸から人間を8つのタイプに分類し、それぞれのタイプの人達がどうすればやる気を出せるか、あるいはやる気を出させることができるかを紹介する一冊。本当にエッセンスだけを凝縮したような本なので、もう少しいろいろな具体事例があったらもっとわかりやすかったかもしれない。2020/09/04

R

50
タイトルとちょっと内容が違うように感じた。8つのタイプのキャラクタ(性格)に対して、どうやってやる気を出させるかをいくつかの切り口で解説した本でした。性格の中に、中二病と臆病者というのがいるんだが、これがドはまりするくらい自分ぽくて、それが破滅的とか紹介されており衝撃を受ける。成長することを目的とさせることで、単純な成果ではなく過程を重視するようになるため、モチベーションが落ちないといった感じで、なるほどとも思ったり、できたら苦労しねぇと思ったりだった。2020/08/27

forest rise field

38
人には色々なタイプがいることから観察(自分自身も含めて)して、それぞれに合った療法がある。それらを分かりやすく説明してあり、どう治療(対処)してやればやる気を上げられるか。 ①証明マインド、成長マインド ②回避フォーカス、獲得フォーカス ③自信の有無 マインドとフォーカスと自信の有無が、人それぞれの行動などに影響を与えている。 これらから人のタイプを分類し、それぞれに合った対応の仕方で、それぞれがやる気を出せるように導く。やる気を出させるお医者さん養成本だ。まずは自分から変わらなきゃいけない。2021/04/04

shikada

30
万人に共通した、やる気を上げる方法はない。たとえば、病気の症状は十人十色であり、医師は、綿密に診察をしたうえで薬や治療法を決める。同じように、人間の性格も人それぞれ。その傾向をきちんと掴むことで、最も効くやる気の上げ方が見つかる。本書では性格の傾向を8つのタイプに分け、タイプごとのやる気アップ方法を提示する。自分はおそらく「中二病」か「やる気の空回り」タイプだな…。2020/01/03

江口 浩平@教育委員会

27
【モチベーション】メンタリストDaiGoさんが紹介していたため、電子書籍にて購入。(宣伝効果かAmazonでは売り切れになっていた。)人は「マインドセット」「フォーカス」「自信」の3観点から8つのタイプに分類でき、そのうち自分のタイプに応じて「新星」か「熟練の匠」を目指すということだった。そんな私は「うざいやつ」か「やる気の空回り」タイプ。処方箋どおり、まずは自分の「成長」を目に見える形で記録していくこと、その中で「必要なスキル」を身に付け、自信に変えていくことを目指す。成長には正しいフィードバックが必須2020/01/04

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