日本経済新聞出版<br> スタンフォードで学んだ 最強の意思決定 メンバーの知恵を錬成する実践手法

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日本経済新聞出版
スタンフォードで学んだ 最強の意思決定 メンバーの知恵を錬成する実践手法

  • 著者名:籠屋邦夫【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2019/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532323028

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内容説明

スタンフォードで意思決定の技を学び、
マッキンゼーでその腕を磨いた著者が
「みんなの知恵」を束ねる手法を解説する。

日本企業は「意思決定が遅い」「決まったことが実行されない」と言われており、
このことがホワイトカラーの生産性低下につながっている。
著者の診立てによると、その原因は下記のとおりだ。

1「弱い個」病……些末な事象に難癖をつけて遅らせる「真面目だが真剣ではない症候群」
「我が社は2年で売上げを2倍にする」などと、願望と意思決定をはき違えている「全能の神症候群」
2「衆知破壊」病……ポジションパワーによる恫喝も辞さない「ガバナンス違反」
失敗したらどうするのか、ばかり指摘する「アイデアキラー」
3「意味不明」病……「確かに市場性はあるが、儲かるかどうか。結局は人なんだよね……」などと、どうとでもとれる
もっともらしいことしか言わない「解釈困難」症候群
4「積み上がらない」病…1つ1つの指摘はごもっともだが、議論が前に進まない「揚げ足取り症候群」
「そもそも、こうなんじゃないか」と突如議論をぶちこわす「ちゃぶ台返し症候群」

こうした症状を防ぎ、みんなの知恵を束ねて意思決定につなげる「衆知錬成の意思決定手法」を
解説するのが本書である。

◎衆知錬成の意思決定手法の7つのプロセス
プロセス1検討課題の明確化・共有化=ビジョンステートメント
プロセス2論点の洗い出しと意味合い抽出=フォースフィールド・ダイアグラム
プロセス3意思決定基本3要素の階層化=ディシジョン・ファクター・ヒエラルキー
プロセス4選択肢の設定と定性比較=ストラテジーテーブルと戦略テーマおよび「売り・瑕疵」
プロセス5収益測定方法、明確化と戦略の読み=インフルエンスダイアグラム作成と数字のアセスメント
プロセス6定量分析=ベースケース分析、感度分析、ディシジョンツリー分析と累積確率曲線
プロセス7収益以外の価値判断尺度も含めた全体判断=バリュートレードオフ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タナカ電子出版

27
全能なる神には必要ない本です☺️しかしあなたが八百万の神々でないのなら、少しおすすめします✨意思決定とは良い決断をしたからと言って良い結果になるとは限らない👀‼️それでも考え調べ決断する、勇気と情熱の行動が意思決定なんです🔥具体的な方法はpart3意思決定の7プロセスを読んでください。2020/03/04

さぼてん

5
残念ながらわたしの知りたいことではなかった。もう少し実務よりかと思ったが。2021/03/18

ひろし

1
今の自分の悩みにドンピシャの内容だった。事業の目的を設定する上で、アイデアはだせてもそれを採用すべきかわからなくて。どう決断していくのか、その検討のプロセスを明確にしてくれている。ちょうど昨日、いいところだけ見ても判断つかないから、ディベート的にアイデアのいい所悪い所を考えて比較検討しろ、と上司に教わったんだけど、まさにそれを更に体系的にしてくれている。これは実践すべし。2023/04/08

miura

1
プロローグでガツンとやられました。即決を全肯定していないのが良いと思います。後半の意思決定プロセスが正直取り入れるのは面倒だなと思っちゃいました。定量化できる場合に有効な補助線を作る手法だとも思ったので、使おうと思える機会があると良いなあ。2019/12/22

ジコボー

1
「衆知」とは多くの人々の知恵。即断即決は幻想であり、一人一人知恵を鍛えなければ最強の意思決定は出来ないと教えてくれます。 リーダーシップとは当事者意識を持って真剣に取り組む事です。多くの人がマジメなだけで真剣に取り組めていない、被害者意識で仕事をしていると問題提起してくれます。 〇〇症候群と称して組織における問題点を表していて「ある、ある」と楽しく読めました。衆知を鍛えるワークショップ、そして東京五輪を例に意思決定プロセスを紹介している本です。 会議での主張の目的が他の主張を潰す為のもの。思い当たります。2019/11/21

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