内容説明
本書はアメリカの偉大なる哲学者・エマソンの思想を「会話形式」でわかりやすく解説した本である。日本ではあまり知られていないが、近代アメリカの成功者でエマソンに感化されなかった人はいないといわれるほど、その思想は自己啓発と成功哲学の源流となっている。
オバマ元大統領やニーチェのほか、日本では福沢諭吉や宮沢賢治にも大きな影響を与えている。一度きりの人生、誰もがベストの自分で最高の人生を送りたいと思うだろう。それを可能にするメソッドをふんだんに盛り込んだ一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
22
読友さんご紹介。本書を読んで、自己の思索が間違っていなかったことを確認した。エマソンはハーバード大学、ハーバード神学校を経て牧師となるが、無教会主義に傾倒し追放され、以降思想家として生きる事となる。思索の過程で東洋思想にも触れており、それらを愛する読書家に大いにお勧めできるが、読メに集う方々は既にこの領域に到達されている方も多いだろう。端的に思想を示すと「Change」になろうかと思う。変転常無き今にいかにアジャストしていくか、そして自己の無限の可能性を開示していくか、それが生きる意味だと思う。良書です。2021/08/23
キョートマン
5
再読。エマソンの哲学は全体的に断言調で、理由が述べられていないのが読み手に疑問を残させると思う。2020/07/02
キョートマン
5
アメリカの哲学者エマソンの思想を2人の人物の対話形式でわかりやすく解説している。哲学と自己啓発が入り混じった内容だった。2020/04/26
たか
5
この本の展開はアドラーの嫌われる勇気にとても似ている😅。哲学者のエメソンという人は初めて知ったけど、アドラーと考え方が似ている気がした。 例えば大切なのは今ここという考え方や他人がどう思おうと大事なのは自分とかなど。 また、再読したい。2019/10/27
miyatatsu
4
時間とお金の無駄。もっとわかりやすくそして参考になるビジネス書は山ほどある。2019/11/19