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内容説明
日本仏教各宗派や民間習俗とも深く融合してきた密教。その2大根本経典を初めて一般向けに全品現代語訳。章タイトルと小見出しを付しつつ、難解で多様な教義と実践作法(儀軌)の核心がよく伝わるように整理。『秘密曼荼羅十住心論』他、真言宗開祖・空海の主著、諸仏の宇宙をあらわす胎蔵・金剛界の両部曼荼羅世界等も豊富なコラムや図版を駆使して紹介する。伝法や仏事、印契等を説く「密教の小事典」も付いた必携入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょちょ
19
大日経・金剛頂経ともに、大日如来が直接教えを説いたものとされる。大日経の第一章、「修行者の心について」は、「三句の法門」の話など大いに勉強になったが、それ以外は、曼荼羅の作り方や曼荼羅における如来や菩薩の配置の仕方・印の結び方・真言・梵字の話などは、こういったことを身につけたいという意欲のない私にとっては、ちんぷんかんぷんだった。ただ、大日如来がご自身の心臓から数多くの菩薩を生み出す話は面白かった。 密教の坊さんたちは、今懸命にコロナ撲滅の加持祈禱をされているのだろうなと、頭が下がる思いだ。 ★★★2021/01/06
SOLVEIG
1
「法華経」に続いて――と言ってもだいぶ時間は経っちゃったけど――の《読書のための読書》第二弾でしたが、こっちはかなり解説書っぽかったなと。読みやすくはあったけれど、理解し易くはなかったな……というか《読書のための読書》としては少々難しかったという感じかな。とは言っても、この経典自体がこういうものなんだろうけど。2021/03/08
Ind
0
興味本意で買ってみたがやっぱりまだ解説がないとなんのことやらよくわからない。知識を積んで再読したい。2020/04/27