日本経済新聞出版<br> 企業不祥事を防ぐ

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日本経済新聞出版
企業不祥事を防ぐ

  • 著者名:國廣正【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2019/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532323035

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内容説明

コンプライアンスは、「過剰規制」から「ものがたり」へ
“規則を厳守”するからうまくいかない! 「コンプラ疲れ」を脱する3つのカギ
日本経済新聞社「2018年 企業が選ぶ弁護士ランキング」(危機管理分野) 1位!

企業不祥事が起こるたびに「コンプライアンス」が叫ばれる。しかし、実際には多くの企業で過剰規制による「コンプラ疲れ」が生じており、不祥事防止の役に立っていない。
コーポレートガバナンスの観点から社外取締役の義務化も進められている。しかし、ガバナンス先進企業と言われた東芝の不正会計事件から分かるように、「形だけ」のコーポレートガバナンスに不祥事防止の効果はない。

そこでこの本では、できるだけ多くの実例をあげて、「なぜ、企業不祥事はなくならないのか」「なぜ、そのコンプライアンスやコーポレートガバナンスは機能しないのか」を根本にまで遡って明らかにする。ここでは、「ストーリーの欠如」と「場の空気(同調圧力)」がキーワードになる。
その上で、「では、どうすればよいのか」ということを、危機管理の現場対応や社外役員としての活動といった筆者の実務経験に基づいて具体的に提言する。ここでは、「多様性」「インテグリティ(誠実性)」「空気読まない力」がキーワードになる。

この本のタイトルは、「企業不祥事を防ぐ」というシンプルなものだ。書かれているのはすべて実例(筆者の実体験も多く取り入れている)とそれに基づく考察だ。「机の上で考えた理論」は書いてない。
この本が、読者に「オモシロかった」と言われて、「やらされ感のコンプライアンス」から「元気の出るコンプライアンス」への橋渡しになることを願っている。
――「はじめに」より抜粋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

23
経営層、管理職、担当レベルを問わず必読の一冊と思う。従来コンプライアンスといえば杓子定規に法令順守と解され、日本人が横文字概念を導入する際に必ず起きる教条的思考停止を起こして本質理解と実効性(何を指し、何をすべきなのかが結局理解されない)を阻害してきたが、そうならない物語のあるコンプライアンスについて説く非常に腹落ちし、実行動のために役立つ一冊。ここ十数年の有名会社が名を連ねる組織犯罪・不祥事の資料としても価値がある。文中で説かれる「性弱説」に基づく日本型不祥事への考察は特に印象深い。新たな経営思想、組織2019/12/31

スプリント

9
発覚しなければ不正ではない。なぜか経営陣に加わるとそう思い込んでしまうようです。2020/01/04

ちくわ

7
「コンプライアンス案件」を数多く取り扱う國廣弁護士による「企業不祥事」に関する書籍である。本書において最も強調されている点は、企業不祥事とはレピュテーションに関する問題であるということである。企業不祥事においては、当該事件の当事者だけではなく、より大きな「世間」も意識して行動していかねばならない。不誠実な対応は、その瞬間の痛みから逃れることはできるものの、より大きな視点で見た場合に信頼の低下を引き起こす。國廣弁護士の「想い」が込められた本書は、企業不祥事を取り扱う可能性のある者にとって必読本だと思う。2019/11/16

あんさん

5
ガバナンス・リスクマネジメント・コンプライアンスのフィールドは、こんなにも広い。カバーしていくためには、優秀な個人(だけ)ではなく、組織全体のセンスが必要だと感じた。 「内部監査は不正を「その場で発見」するというよりは、現場に不正をキャッチするアンテナを立てるための「種まき」の機会だというくらいの発想の転換が必要だ。」2020/11/19

miohaha

3
企業不祥事対応の第一人者の著書。山一證券問題が最初の事件という豊富な経験に基づき、誰にでもわかりやすく、をコンセプトに書かれています。筆者ならではなのは、失敗例だけでなく、成功例が多く挙げられていること。バブル崩壊以降最大の危機となったコロナ禍。若者の犯罪が増加し、かつ凶悪化する時代。企業不祥事も今までの常識では対応しきれないものになっていくのではないかと思います。本著にはたくさんのヒントがあるので、ビジネスに携わる方必読の書だと思います。2023/05/17

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