ハーレクイン<br> 幻の一夜と愛の証

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ハーレクイン
幻の一夜と愛の証

  • ISBN:9784596134516

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内容説明

命に代えても惜しくない娘を授かった夜を、決して過ちとは呼びたくない。

田舎町で幼い娘を育てながら、小さな宿を切り盛りするアナ。酒に溺れる母親を抱え、その苦労は計り知れない。そんなアナの慰めは、3年前に一夜を共にした男性の思い出だ。翌朝彼は姿を消したが、アナはニュースを見て卒倒しかけた。ディミトリ・キリアコウ。彼はギリシアの富裕な銀行家だった。そして今、彼が現れたのだ。幾度となく夢に見た姿そのままに、ゴージャスな魅力を振りまいて。だが、ディミトリの口から出た言葉は残酷そのものだった。「一刻も早く僕と結婚しろ。さもないと娘の親権を取りあげる」

■リン・グレアムの愛弟子ピッパ・ロスコーが綴る、切ないシークレットベビー・ロマンス! R-3408『ボスと秘書には秘密がある』の関連作です。作中で徐々に明かされていく、ヒロインからヒーローへの届かなかった愛の手紙の内容が胸に迫ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiyuki_1717

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アル中の母親の面倒を見ながら2年前に一夜の宿を提供したヒーローと関係を持ち奇跡的に妊娠したヒロインは、ヒーローが誤認逮捕と知った時に連絡したものの、他のお金目当ての女性達と同じだと秘書にあしらわれ、知らせることを諦めた。しかし母が彼に金を無心したせいで、弁護士と共に現れ一目で娘と認めた。彼はヒロインの名前も知らずベッドから去った為、初めから娘を奪う計画を立てた。二人共に不幸な境遇を、詳しく描き過ぎて鬱陶しい。ヒーローの後悔も謝罪も釈然とせず、ヒーロー父の罪もあやふやで、何を描きたかったのか意味不明。2022/03/08

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