内容説明
若き大富豪・郷は戦艦大和の引き揚げを計画していた。ところが、その作業を阻止するかのように原因不明の大事故が起こる。生き残った撮影クルーが聞いた不気味な“声”……そして突如、沈んでいたはずの大和が東シナ海に出現した! 海上保安庁、海上自衛隊の艦艇を次々と撃破し、ついには沖縄米軍との一大決戦の時が迫る――。著者会心の痛快戦艦小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
2
SF戦記物としては、十分に楽しめた。田中光二の作品は、読みやすいのがいいところ。ただ、一方的な防御力は、物足りなさも感じた。2019/08/22
ニミッツクラス
1
仮想単発の、何とも評価し難い一冊。鎮魂の深みを乱す戦艦大和のサルベージ・・計画は頓挫するが大和のマニトゥは覚醒してしまう。東シナ海に忽然と出現した大和・・戦没時の爆裂状態ではなく、菊水作戦発動時の対空武装強化のままだ。やがて海保と海自に損害が発生。米海軍のオライオンによる雷撃とイーグルによるミサイル攻撃、大和主砲の斉射、ホーネットによるミサイル反撃・・戦記としてのオチは途中から期待できなくなったが、戦中戦後の様々な蘊蓄が手際よく挿入されている。ま、三方一両損みたいな微妙な結末ということで。★★★☆☆☆2012/02/03
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