内容説明
普通の人には見えないモノが見えるめぐり。見えないフリをして生きてきたが、いたずら好きのあやかしたちによって、就職活動はことごとく失敗。やっと就職できたのは、鴉天狗が経営するイベント企画会社だった。今の世の中、人間に交じって生活するあやかしたちもいるのだ。彼らに働く場を与えつつ、利益も得なければ! めぐりが任された商店街再生化計画とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
幼いころから、普通の人には見えないモノが見えていめぐり。いたずら好きの「あやかし」たちによって就職活動の面接はことごとく失敗、結果的に鴉天狗が経営するイベント企画会社に就職するあやかしお仕事小説。あやかしに働く場を設けながら、さびれた商店街の再生化計画に取り組むことになっためぐり。要所でフォローする社長は言うほど人でなしでもなかったですが、試行錯誤しながらプロデュースに取り組む彼女の姿は普通のお仕事小説の側面もあって、時には妖怪に脅かされながらも目に見えてしまうものと向き合っていく姿が印象的な物語でした。2019/10/09
み
13
ジャケ読みした作品、初読みの作家さん。妖の経営する会社が舞台なのに、何となく読了(>_<)ちと楽しめず、残念なり。2021/05/05
フジ
2
人には見えないモノが見えるめぐりが妖怪相手に仕事するお話。まめ君が可愛い。美味しい食事を作ってくれて、家事もしてくれて、可愛くて、こんな子が家にほしい。2021/10/02
さいだ
2
妖怪が見える体質の為、いろいろとちょっかいをかけられ続けて就職に失敗しためぐり。ようやく就職できたのは妖怪が経営し、妖怪にも仕事を斡旋するイベント企画会社。新たにめぐりに与えられた仕事は、寂れた商店街の復活をかけた企画の立案とプレゼン。ラストはぬらりひょんの意外な正体にびっくり。2020/05/06
夏月
1
ひとでなしってそういうことか。一家に一人豆腐小僧だなぁ2020/03/20