大坂城の十字架 - 最後の義将 明石掃部

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大坂城の十字架 - 最後の義将 明石掃部

  • 著者名:鈴木英治
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2019/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569766454

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内容説明

真田が最後に頼みにした男! 大坂牢人五人衆の一人、キリシタン武将の知られざる闘いを描く力作長編。真田信繁が最後に頼り、徳川家康をおびやかした男が目指したものとは――。天下分け目の関ヶ原では宇喜多秀家の右腕として戦い、大坂の陣ではキリシタン部隊を率いて縦横無尽の活躍をした武将・明石掃部。八丈島に流された秀家への思い、宇喜多家を裏切った坂崎出羽守との因縁、そして千姫……。大坂の陣後、姿を消した謎多き男の熱き生涯を、時代小説で人気の著者がドラマチックに描いた長編歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
大河ドラマ「真田丸」を楽しく観ていたら、文通友だちさんがくださった本です。明石掃部のことは真田丸で知ったくらいの疎さなので、読むのを楽しみにしてたのですが…すごく、ざっくりな気がします。帯に煽られて期待が高まってしまったこちらのせいかもしれませんが。関ヶ原も大坂の陣も合戦シーンがあまり無くて、主君の宇喜多秀家との、義将と呼ばれる程の絆もよく分からず、ちょっとぽかんとしてしまいました。読みやすくはあって、最後は良かったね、となるのですが、読んで良かったかと問われると…いただいた本なのにごめんなさいです。。2018/04/29

如水

23
明石全登(てるずみ)通称掃部。関ヶ原時には筆頭家老として宇喜多軍の指揮をしています。ついでに大阪の陣では5武将の内の一人ですね。物語は関ヶ原の撤退戦から・・・て、はぁ?少なくとも紀州討伐位から参加してるんだから其処位から書かないと優秀な武将か分からないでしょ⁈そして関ヶ原、大阪冬、夏の陣の内容も薄い(怒)あぁ、あれだ、『真田丸』に便乗して時代小説家が歴史小説ロクに調べないで書いちゃった〜、みたいな感じです。全登の事を知りたい方は敢えて言おう、『読む価値無し』と。オビに怒りすら感じる?2017/12/27

BIN

9
明石掃部を描いた作品ではあるが、掃部を知っていないと読めない。関ヶ原の最後から始まり、大阪の陣で真田との絡みもあるが戦のシーンはほとんどなく、会話が主で1日の往復の通勤時間で読み終えるくらいに内容が薄っぺらい。読む価値はあまりない。主である宇喜多秀家のことが大好きっていうことがよくわかり、そこのところだけが義将ということなんでしょう。秀家との関係性というかそこまでの絆を築いたエピソードなりを書かなきゃ、中身が伴ってなくて虚しいだけだなあ。2016/11/30

北之庄

5
宇喜多秀家と、その筆頭家老である明石掃部頭主従の心の交流が本作のテーマ。従って関ヶ原やら大阪冬夏両陣の激しいbattleを期待していたので、かなり肩透かしを喰ったというのが、自身の率直な感想。また主人公である明石掃部頭のみならず、実は島左近も生きていたという、巷間の認識とはかなり異なる自由な発想に基づく、(一流か否かはともかくとして)あくまで文学作品と理解すべき書であります。ちょっと僕好みではない作品でした。2018/10/11

ののじ

4
大坂城五人衆の明石掃部の関ヶ原から大坂の陣のその後まで。苦悩が多く活躍部分の描写が少なくて少し残念かも。しかし最後は願いが叶って良かったな。というか「信長誘拐」の沢越宗一郎が少し出て来てびっくり。現役で落とし屋やってたんかい!2018/02/12

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