文春新書<br> ヒトは120歳まで生きられるのか 生命科学の最前線

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

文春新書
ヒトは120歳まで生きられるのか 生命科学の最前線

  • 著者名:田原総一朗【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2019/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166612352

ファイル: /

内容説明

超長寿時代はもうはじまっている。誰しもが持つ疑問にジャーナリスト田原総一朗が挑む。山中伸弥京大教授ら生命科学研究者への連続取材から見えてきたものとは──。

ゲノム編集、iPS細胞、デザイナーベビー、ヒトゲノム……。名前だけは誰もが知っている生命科学の課題に、日本の最高峰の研究者たちが易しく答える。人間はどこまで変わっていくのか、その時、世の中はどう変わるのか!?

「ヒトが120歳まで生きられるとするならば、私はまだ3分の2を生きたに過ぎない。この取材は私自身の人生観すら変えることになる──そう思いながら取材を始めることにした」(本文より)

【本書の内容】
●遺伝子組み換えとゲノム編集の違いって何?
●iPS細胞の開発が世界をどのように変えたのか
●がん治療が遺伝子解析で劇的に進んでいる
●人工知能(AI)が生命科学の研究を加速度的に発展させた
●遺伝子操作で赤ちゃんを創っていいのか?
●人生120年時代になると雇用も年金も大改革が必要
●新時代に必要なのは欽ちゃんのような生き方だ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大先生

3
日本の未来に希望を感じられる一冊でした。日本の医療はすごい!このまま行けば本当に120歳まで生きられる時代がくるかもしれせん。しかし、それが良いのか、幸せなのかというのは別問題ですが。それはさて置き、田原さんのインタビューも素晴らしい。2020/04/02

ゆきまさくん

2
田原総一郎さんの取材をまとめたもの。ゲノム編集、iP細胞、ES細胞、遺伝子治療、再生医療などの生命科学の技術は、わかっているようで、実はよくわかっていない。自分はそうだ。このようなポイントを採り上げている。こうした技術の発達により、ほとんどの病気が克服されるようになると平均寿命は延び、ヒトは平均して120歳くらいまで生きられるようになるのではないかという問いかけ。そうした場合に、これまでの日本の経済モデルは成り立たなくなるので、どうすべきかという警鐘も鳴らしている。2019/12/08

takao

1
ふむ2022/04/15

aki

1
1980年代に第一線で活躍していたノンフィクションライターの大半(健在の方で)が筆を折った中、80歳過ぎても精力的に活躍する著者に頭が下がります。ヒトゲノム編集とiPS細胞を中核に据えた生命科学最前線を伝える本。左翼畑出身なので(そのせいだけではないが)、すぐに倫理や法整備のほうに力点が移っちゃうのも相変わらずだなあと、ある意味では安心感あり。タイトルの120歳はともかく、平均年齢90歳は現実みを帯びてきた。しかし、体はガタがくるし、頭は認知症じゃ生きている楽しみはない。安楽死させて、と願う時代になる?2020/12/01

Masayoshi-Tohna@おれさまラボ

0
#8・ジャーナリストである田原総一郎氏がiPS細胞の発見で生命科学がどう変わったのか、さまざまな人物への取材を通して明らかにしていく本。我々は、人生120年時代をどう生きるか、真剣に考えなければならない時代に生きている。2023/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14555402
  • ご注意事項