内容説明
2024年(令和6年)、1万円札、5千円札、千円札の「顔」が変わります!
今度のお札に描かれる偉人たちの名前、知っていますか? そして、日本のいつの時代、何をした人たちなのか知っていますか?
この一冊で、渋沢栄一(実業家)、津田梅子(教育者)、北里柴三郎(細菌学者)が、どのような時代を生き、どのような足跡を残し、それが今日の日本の発展にとって、どのようなつながりがあるのか、そのすべてがわかります!
一人の人物につき70ページ前後と、1週間の朝読で読み切れる分量で、「現代ニッポンの父と母」の生き様にふれてみませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
87
図書館本 3人とも幕末から明治にかけての偉人(作中描写) 北里の苦悩の裏に陸軍と海軍の対立があったそうです。さらには脚気の原因も対立の元になっていたとか?日本史の教科書では1~2行くらいで簡単に説明されていましたが北里ですが、彼の人生には簡単には説明することはできない(対立の動機は結構単純で人間くさい)不遇の歴史があるということが…。対人トラブルの苦悩は明治も令和も変わらないのかも?人間っていつまでたっても進歩しないものです。2020/11/22
わむう
29
2024年に20年ぶりにフルモデルチェンジするお札。最近 このお三方について書かれている書籍がよく発売されています。こちらは小学校高学年くらいからでも読みやすいと思います。2021/11/02
美紀ちゃん
22
読みやすかった。なるほどそういう人というのがわかりやすく書いてある。新紙幣が楽しみ。2019/12/06
雨巫女。@新潮部
11
《私-図書館》来年(2024年前期)に発行される新の肖像の三人の偉人の伝記集。渋沢さんは、大河ドラマで描かれたし、北里さんは、郷土熊本県小国町出身。津田さんも、魅力的だし、新札発行が、待ち遠しい。2023/10/09
かまねこ
6
挿絵も入った本だから恥ずかしかったけど移動図書館でみかけて気になったので。 3人分の伝記を読む元気はないけどちょっと知りたいにちょうどよかった。 聞き覚えのあるけど何したかは忘れた歴史上の人物の名もでてきて(ジョン万次郎w)、そこも覚えてたらよりよかったかな。 3人とも初めから偉かったわけでなく、運命を変える出会いの機会を逃さず活かした印象。しかしその運命を変える出会いも然るべき場所に行かなければ得られなく、偉人になるには気が進まないあちこちにも行ってみる社交性、ひきこもらない性というのが最低限必要かも。2023/02/22