マッキンゼー ホッケースティック戦略―成長戦略の策定と実行

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マッキンゼー ホッケースティック戦略―成長戦略の策定と実行

  • ISBN:9784492534168

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内容説明

大胆な戦略を立案し
成功確率を高める
戦略策定のニューモデル!
2393社・15年分のデータから導き出した
マッキンゼーの科学的アプローチを公開!

目次

INTRODUCTION 戦略策定の現場へようこそ
CHAPTER1 戦略策定の現場で駆け引きが生じる理由
CHAPTER2 戦略策定の現場を開かれたものにするためには
CHAPTER3 ホッケースティックという理想、ヘアリーバックという現実
CHAPTER4 成功確率はどれくらいか?
CHAPTER5 ホッケースティックを現実のものにするには
CHAPTER6 変化の兆しを見極めるには
CHAPTER7 〝大胆施策〟を正しく実行に移すには
CHAPTER8 戦略ポテンシャルを発揮するための8つのシフトチェンジ
EPILOGUE 戦略策定の現場の新しいあり方
謝辞
補遺

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

12
企業が戦略を策定するとき、人間の認知バイアスや社内政治によって、必要な施策が実行されないことを解き明かし、実行に必要なプロセスを解説していく内容。企業そのものの力に加えて、トレンドを踏まえ、差別化や他社と比較して大胆な施策によって、優れた戦略が生まれていく。外部の情報をいかに取り込んでいけるかが社内突破のカギのひとつ。2020/03/04

Gokkey

10
ホッケースティック?日本的に言うならV字回復といったところか。組織の常として大胆な施策は打ち難い。これは社内政治に起因する場合が殆どでどこの国でも会社でも変わらないのだなと。そのあたりの前段が続き、肝となる具体的な方策はChapter7から始まる。例として5つ挙げられているが、要は経営リソースの振り分け方の問題だ。どこの部門にも分け隔てなく配分する(これをピーナッツバター的と言うようだが・・)のではなく、戦略を決めて重点的な投資を実行する。言葉で書くと簡単だが、上場企業で株主多数の場合はさらに難しいかと。2023/11/22

9
年度末のめちゃくちゃ忙しい時期に読むには密度が濃すぎる本だったかもしれない。図書館本だが、貸出期間を延長して読み切った。さすがマッキンゼー。これだけの複雑な定量分析をやり切って、示唆を出し切るのは並大抵ではない。他の人の感想を見ると結論部分が関心を集めているようだが、個人的にはChapter2-5の分析パートに驚かされた。ルメルト先生の本が「戦略とは(what)」を定義するものだとしたら、本書は「戦略立案とは(how)」を定義するものだと言える。惜しむらくはタイトルと和訳。特にタイトルは内容と真逆だ。2024/03/20

ireadertj

7
ちょっと前半の社内政治のところとかは、ちょい冗長かな。大事なのは、チャプター7,8かな。8のステップは参考になった。2019/10/26

人工知能

5
本書のキーポイントはエコノミックプロフィットのパワーカーブとその上下を決める10のキーパラメタ(売上規模、債務水準、過去の研究開発投資、業界トレンド、地理的トレンド、プログラマティックM&A、経営資源の配分の活発な見直し、強大な設備投資、効果的な生産性向上プログラム、差別化の促進)とその閾値。経営資源の約2割はプールにしておき、1-2割の有力な事業に対してリソースが必要な際にはヒト、モノ、カネをその事業に投入することがパワーカーブの上位に達する鍵。事業を大局的に捉えられる非常に勉強になる本書のだった。2019/12/08

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