中公新書ラクレ<br> 精神科医が教える 親のトリセツ

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中公新書ラクレ
精神科医が教える 親のトリセツ

  • 著者名:保坂隆【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 中央公論新社(2019/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121506658

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内容説明

高齢化社会での親と子の複雑な関係を分析した「親のトリセツ(取り扱い説明書)」です。ニュースでは、高齢の親の実家を片づけること、親の老後の不安、オレオレ詐欺の犯罪までがテーマとなっています。実家問題や墓じまい、相続に関すること、あるいは親の老後生活や介護など、親と子の問題はたくさんあります。ところが、親は子の提案に耳を傾けないことが多く、それどころか、反発したり泣かれたりもして収拾がつきません。そこには、「子に迷惑をかけたくない」という心理、また、「老い先が心配」「喪失感が大きい」などの気持ちの葛藤が隠されているようです。親も子も、もめたくないし誰もが親の幸せを願っています。本書では、高齢の親との話し方、接し方を含め、具体例を交えながら、わかりやすく事例を紹介する親のトリセツ(取り扱い説明書)の決定版です。高齢化社会の問題を解決するバイブルの一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かん

8
書いてることは介護関係の本と根本的には一緒だけど、母親が段々面倒臭い性格になってしまい、言動に振り回され混乱してしまうので、たまに専門家のこういった本を読まないと私自身が不幸になってしまう。とつくづく思ってしまいますw2020/05/22

てくてく

7
同居・遠距離をとわず、老人の領域に入った親とどうつきあるか、とりわけ親の気持ちを害さない方向で事故や犯罪などからどう親を守るかについて、精神科医がやさしく解説した本。自分の親との付き合いで既に実践しているものもあるので、ガイドとしては妥当かと思った。ただ、そういう老親とのつきあいに悩む子世代側の気持ちを老親側が理解するような本が欲しいし、親にそういう本を読んでもらいたいとも思った。2020/01/11

ぬらりひょん

6
正直あんまり面白くなかった。「親のトリセツ」なんてタイトルからして不興を買いそう。親と子の立場の逆転て、どの時点から発生するんだろう。もちろん子どもの立場で読み始めたわけだけど、親の立場として読んだら結構腹が立つ。あ〜、自分もそのうちこんなふうに子どもに言われるのかと思ったら、ユーツになる。書いてあることはいちいちごもっとも。だけど腹が立つのよ、人間だもの。2022/05/08

やもち

2
今後、直面するであろう介護と、相続問題に関する心構えができた。親の気持ちを上手く聞き、兄弟とも協力してトラブルの芽を摘む。エンディングノートも活用したいけど、うまく切り出せるかどうか。2020/06/13

Kenta

0
親を弱者扱いしてないか。プライド実績もある。手帳を贈る。自覚年齢は20%若い。免許返納は孫の心配の一言。認知症初期は物盗られ妄想。老化により感情のコントロール難しくなり元々の性格が強くなる。子供に還ったと考える。正常な判断下せなくなれば成年後見制度使う。弱者扱いして上から目線にならない。頼られることもいきがい。2023/11/01

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