内容説明
猫神様や化け猫がキャストとして活躍する『ねこのふカフェ』は本日も絶賛営業中! そんなある日、カフェの表向きの経営者である鹿嶋家で、ボロボロの黒犬が保護される。犬が大嫌いな化け猫一同は猛反対するものの、結局、高級な餌などの交換条件に目が眩み、犬との同居を容認することに……。しかし、事件はそれだけには収まらない。犬神にカフェを襲撃されたり、得意先のパティシエが行方不明になったりと、トラブルが立て込んで――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
193
またしても続編と知らず手にしてしまう定期。余りそう言う事調べないし、なるべく先入観無く読みたいと言う気持ちもあるんですよね。自然に入ってくる分は大抵許容ですけど。 本作は前の本を読まずとも、そんなに置いてかれ、話について行けないなんて事は感じなかったのでセーフかな。ただ設定は踏み込んでいるので、その辺りは前作を読んでいた方がスムーズなんでしょうね。猫と犬の対立は止む無しながら、結局はかいって言うね。大繁盛猫カフェはエグいです(色んな意味で)。2022/03/29
ネムコ
27
猫神様と猫又・猫鬼・仙狸がもてなしてくれる猫カフェ「ねこのふカフェ」の第二弾。このシリーズの良いところは、化け猫たちがただの猫の化け物ではなくて、個性的なキャラと過去の因縁を持っていること。今回は更に犬神筋の話まで出てきて、正に猫派vs犬派の闘いに⁉ カフェの娘・美来に恋する猫鬼、黒猫のキリマが健気で可愛い🎵2019/10/25
ときわ
5
犬の蠱術!ごく最近他の本で読んだばかり。作り方というかやり方は同じだった。そういう風に伝えられてるのだろう。蠱術はどれもおぞましいけど、やはり虫などより犬に親近感があるのでより気分が悪い。最初、犬神と神使の違いというか関係が分かりにくかった。犬神と猫神は違って、犬神は化け猫、神使は猫神に対応ということで良いのかな。最後はうまく収まりすぎでは?と思うが、まあこういう本だから・・・。2021/01/27
ひまわり
3
猫神に続いて犬神が登場!!今回も楽しく読めました。2022/07/05
sion
3
キリマの嫉妬が可愛いけど無類の動物好きじゃ。 犬の蠱毒で犬神を作り出す過程があまりに酷くひどかった。犬派のお父さんクロタが復活してよかったね。 ウバの神の姿の絵が見たいです。2021/02/07