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内容説明
梶谷懐氏(神戸大学大学院教授)推薦!
「不確実に満ちた中国経済に関する心強い水先案内人として初学者から専門家まで幅広い層に役立つ一冊」
中国は広大な国土、14億の人口を抱え世界第2位のGDPを持ち、全世界に多大な影響を及ぼしているが、独特の経済運営がなされ、情報統制もあり、経済の実態はあまりにも知られていない。
日本とも、さまざまな外交的な軋轢はあるものの、中国への工場進出だけでなく、消費財の輸出、インバウンド需要などで関係は強まり、その概略の把握はビジネスパーソンの教養となってきている。 本書は、中国経済の分析を専門とするエコノミストが長年のノウハウを活かし、中国当局発表の統計だけでなく、国連やIMFなどが発表したものも駆使。その実情をビジュアルに描き出す。
複雑に入り組んだ問題を抱える超大国・中国を平易に記述、説明するのは至難の業だが、本書は、分野別に基本的な統計を示した「中国経済アウトルック」、ニュース等でよく聞く用語を切り口にまとめた「中国の先行きを読み解くキーワード」、長期に注目されるテーマを取り上げた「中国経済深層分析」の3編に分けたことで、多角的な理解ができ、気になる章から読むことも容易な編集としている。 また、図表一覧なども収録し、資料集としても有用。
目次
中国経済アウトルック編
世界における地位
「改革開放」以降の4つの経済転換点
所得水準と所得格差
消費市場に関する基礎知識
投資に関する基礎知識
輸出の特徴と経常収支
輸入の特徴と輸入元としての日本
金融市場に関する基礎知識
証券市場に関する基礎知識
バラエティに富む地方経済
中国の先行きを読み解くキーワード編
人口問題
三大堅塁攻略戦
北京コンセンサス
人民元の国際化
一帯一路
イノベーション(創新)
中国製造2025
インターネットプラス
中国経済深層分析編
中国共産党はどのように統治するのか?
中国は「中所得国の罠」にはまるのか?
中国は債務危機に陥るのか?
中国の住宅バブルは崩壊するのか?
チャイナ・ショックは再来するのか?
中国の外貨準備は十分か?
米中対立はどうなるのか?
習近平政権二期目の経済運営の注目点はどこか?
感想・レビュー
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Hatann
ちいすけ
ゼロ投資大学